女嫌いのあなたに恋をしましたpart4【雪村豹牙】 (ページ14)

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♯122話ページ14

そして数日後の部活＿＿＿

喜峰、狩屋「じゃんけん、ポンッ！」

鍛治「はい、狩屋負けね。頑張れ」

狩屋「あー！最ッ悪！しかも！」

狩屋はAさんの方を指差し

狩屋「何でよりによって浪川さんと喋ってる訳！？」

喜峰「知らねぇよ。ルールは守れよ」

狩屋「………絶対殺される…ッ喜峰君のせいだからなっ！」

狩屋はAさんと浪川さんの元へ走る

で＿＿＿

狩屋「ビ…ビトウィーン！！」

ちょうど楽しそうに話している2人の間を割く

……これは俺らの学年で流行ってる遊びで

イチャイチャしてるリア充の間を割く…という奴

あ、ちなみに“between”っつーのは“～と～の間”って意味な

あ、浪川さんの顔が引き攣ってる

やべぇなこれ

浪川「………狩屋。てめぇ放課後残っとけよ」

狩屋「……へぇ……？」

浪川「先輩が引退したらお前がDFのエースになってもらわねえと困るからなぁ。

俺が鍛えてやるよ」

狩屋「え、あぅ…えっと…」

ハハハ。ザマァ←

浪川「…喜峰ぇ。お前もだから…な？」

ニッコリと微笑みながらこちらに言ってくる

喜峰「え、ちょ、鍛治………鍛治ぃぃぃ！？」

鍛治はすでに剣城とパス練をしていた

何あいつ！？あいつも共犯じゃん！

浪川「どうやらお前らはそんなに俺を舐めてるみたいだなぁ？え？」

狩屋、喜峰「ヒィっ！？」

貴方「まーまーまーまー。落ち着いて浪川。岬達も悪気があった訳じゃないよね？」

……すみませんAさん。さっきの遊びは悪意の塊です

喜峰「は…はは、そ、そーっすよー。なー狩屋？」

狩屋「え、あ、はい。あ、当たり前じゃないっすかー」

貴方「ほらー。岬達もわざとやったんじゃないんだってば」

浪川「………………………………」

チラッと俺らを見てからAさんと目を合わせる

そして、デコピン

浪川「……そっすねー。俺が間違ってましたー」

貴方「な、何故デコピン…！？」

浪川「うるせぇ」

貴方「え、浪川！？」

拗ねた浪川さんはそそくさと部室に戻って行った

「氷宮……A…さん……。なんで、なんであんな奴らがいいんだよ…」