女嫌いのあなたに恋をしましたpart4【雪村豹牙】 (ページ11)

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♯119話ページ11

前島「おー。ちゃんと成り立ってるなー」

太陽「えっと…、この人は…？」

隣に居た雨宮がこっそり聞いてきた

貴方「元キャプテンの前島裕也先輩。去年までは前島先輩がエースだったんだよ？」

白竜「こっ、この人が宇佐美さんの憧れの…！」

目をキラキラ輝かせながら前島先輩に寄って行った

湾田「犬かっ！」

喜峰「はい。ツッコミ下手くそー。お疲れ様でーす」

湾田「てんめぇ…！殴るぞ！」

喜峰「ハッ。やれるもんならやってみろ！」

前島「今年はまた随分と賑やかだなー」

浪川「うるせぇだけだ」

前島「嬉しい癖にー」

浪川の髪をわしゃわしゃと撫で回す

雪村「で、急に部活に来てどうしたんだ？大学じゃないのか？」

前島「あー、そうそう。俺の後輩が入部してるはず……あ！修斗！」

鍛治「……………何」

前島「何じゃないだろ！で、スタメン取れたか？」

鍛治「当たり前じゃん」

あ…あれぇ…？

なんであんなに仲がよろしいの…？

狩屋「え、どういう関係で…？」

前島「ん？あぁ…。地元のサッカーチームの後輩。

こいつ人見知り激しいから心配でさ」

鍛治「別に裕也さんに気にされる必要ないから」

と言って鍛治(呼び捨てだこんな憎たらしい後輩なんて！)は去って行った

前島「あちゃー……。また殻に閉じこもってる」

神崎「あいつはかなり戦力になりそうなんだけどな」

高藤「………っ！1年、2年」

高藤先輩が笑顔で私達の肩に手を置く

嫌な予感しかせず、背筋に冷たい物が伝う

高藤「頼んだよ♪」

1年&2年「…………は？」