浪川君の彼女はあの○○の妹。Returns！【浪川蓮助】 (ページ17)

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１５．これからは… ページ17

貴方「蓮助…ッ」

浪川「……何」

貴方「あ…のね、ごめん…！私、蓮助の気持ちも分かってないのに

自分勝手に言っちゃって……」

浪川「別に…気にしてねえよ。Aは瞬木がいい奴だと思うんだろ？

ならそれでいいじゃねえか。俺はあいつが認められねぇだけだ」

貴方「え、……っと……」

浪川「……。要するにだな！Aは謝らなくていいって事だよ！

俺が努力する！あいつを認められるように。………絶対無理だろうけどな」

貴方「ア…ハハ…」

無理なんだ……

浪川「だから……だな…。その……」

蓮助が少し目を逸らしながら口を噤んでいる

言いたい事は分かる。だって私も伝えたい事だから＿＿＿

貴方「蓮助。私ともう一回付き合ってください」

浪川「……俺から言いたかったんだが…」

貴方「蓮助はヘタレだから無理だよ」

浪川「……意味わかんねぇ…」

と項垂れる

こういうところが可愛いよなぁ、と思う

貴方「まず、南沢さんに謝らないとね」

浪川「は？何で？」

貴方「いくらムカついたからって先輩殴るのはヤバイでしょ？」

浪川「………あ、あいつ先輩か」

貴方「一応ね」

と笑いあいながら再度、グラウンドに戻った

南沢「一応じゃねえよ？！」

真帆路「……急にどうした」

南沢「いや…、つっこまなきゃいけないような気がして」