浪川君の彼女はあの○○の妹。Returns！【浪川蓮助】 (ページ12)

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１０．重大任務ページ12

貴方「来るって……何処にですか？」

不動「このメンバー…気に食わないだろ？」

貴方「…ッ！」

不動「納得いかないだろ？素人ばっかりで。

自分達は必死で練習してきたのに」

貴方「それ……は……」

私が俯くと不動さんがﾎﾟﾝﾎﾟﾝと頭を撫でた

顔を上げると優しく微笑みながら

不動「…俺はそういう奴らを集めてレジスタンスジャパンを結成させるのが目的だ」

貴方「レジスタンス…ジャパン…？」

不動「あの素人集団を鍛えるためにな」

そう言いつつ軽くウインクしてきた

不動「それでだな、Aには一つ重大任務を授ける」

貴方「はぁ……」

不動「浪川を誘っといてくれ」

貴方「………はい？自分で伝えてくださいよ」

不動「俺が頼むより彼女が言った方がその気になるだろ。

それじゃ、頼んだぜ」

貴方「えっ、ちょ…不動さん！」

とだけ言って帰って行った

湾田「それで、俺らに伝えろと？」

貴方「だって…今私が伝えても…」

喜峰「…仕方ねぇなー」

喜峰君は席を立ち上がって蓮助の元へと足を進めた

要件を話しているのか蓮助が何度かこちらを見てくる

喜峰君が話し終えた瞬間、蓮助が立ち上がった

私をキツく睨み、こっちに寄ってくる

そして＿＿＿

ﾊﾞｧﾝｯ！と机を思いっきり殴られた

浪川「おい…、ふざけてんじゃねぇぞ…。何で自分で言いに来ないんだよ…？」

蓮助は今まで聞いたことない位低い声で私を問い詰めてきた