◇ 7人の侍と女の子 R ( 2 ) (ページ39)

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● 渡しません # 3 ページ39

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小瀧 side

Aをきゅっとそばに引き寄せたままで楽屋に到着

そして一旦距離を置く

A｢あのさ、望｣

絶対怒られる

そう思った

だって収録前我慢してって言われたのにできひんかったし、なんなら結構強めに言ってもうたし

もう早めに謝っとこ

小瀧｢ Aごめ、｣

A｢超かっこよかった｣

小瀧｢え? ｣

返ってきたのは予想外の返事

A｢ほんまにかっこよかった。ありがとう｣

小瀧｢俺、かっこよかった? ｣

A｢かっこよかったに決まってるやん。え、"さっきの俺超かっこよかったやろ!?" って言ってくるかと思ってたんやけど｣

小瀧｢ほんま? ｣

A｢もうめっちゃきゅんってなったよ｣

天使のような笑顔で俺のこと見てくる

もうこっちの方がきゅんきゅん止まらんし

小瀧｢よかったぁ～もう俺やらかしたと思って｣

A｢やらかしてへんよ。むしろよくやった!!って感じ｣

小瀧｢へへ｣

やっぱりAに褒められるの最高に嬉しい

そう思っていると、背伸びをしたAにポンポンと頭を撫でられた

A｢よくできました｣

さっきのは天使、今回は女神のような笑顔で

小瀧｢ A… ｣

A｢うち助けてもらった側なのに偉そうやな(笑) ごめんな｣

小瀧｢ A～～～～～！！！！！｣

A｢何何!? 急に大きい声出されるとびびるから!! ｣

小瀧｢好き｣

A｢知ってる｣

小瀧｢はぅっ｣

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A side

望のおかげであれから倉持さんに猛烈なアプローチを受けることはなくなった

ただ

小瀧｢ Aさ、倉持さんからのアプローチめっちゃ嫌がってたやんか? ｣

A｢まぁ、そうやけど｣

小瀧｢でも俺からのアプローチはなんだかんだで受け入れてくれてるやん? ｣

A｢まぁ…… ｣

小瀧｢それってAも俺のこと大好きやからってことやんな? え、俺ら超両想いちゃう? ｣

A｢違います。望からのはしつこすぎてもう諦めてんの｣

小瀧｢またまたぁ～俺はいつでも役所行ってええんやで♡ ｣ｷﾞｭｯ

A｢ぐえっ｣

こちらの愛の重さがより一層酷くなりました

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･なべさんリクエスト -

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