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● ドラマ # 3 ページ25







神山 side



しげが演じるのはAの彼氏、一方で俺が演じるのはAのストーカー




A「 神ちゃん絶対ストーカーとかしなさそう 」


神山「 せえへんよ 」




昔Aと喋りたくてこっそり後ろをついていっていた過去があることは今は口が裂けても言えない




今回、役作りで前髪を目が隠れそうなくらいにまで伸ばした俺

Aには好評で



A「 その髪型似合ってるわぁ 」


神山「 どの髪型でもそう言ってくれるよな 」


A「 神ちゃんどんなのでも似合うの羨ましい 」


神山「 いやいや、あなたもですよ 」




えー、と言いながら俺の前髪をふわっと整えるA




神山「 ん 」



それに合わせて俺も軽く目を閉じる



A「 …よし、できた 」


神山「 いい感じ? 」


A「 完璧 」



へへっと笑いあっているとスタッフさんから名前を呼ばれた



神山「 いきますか 」


A「 いこいこ 」





























A「 …さっきからずっとなんなんですか。もう迷惑なんです。やめてください 」


神山「 俺はただ美緒さんのことが好きなだけなんです 」


A「 私、彼氏いますよ? 」


神山「 あんな男より俺の方が美緒さんのこと何倍も愛してます 」




怯えた顔をしているA(演技)に近づいて耳元で囁く




神山「 あと、美緒さんのこと、俺ぜーんぶ知ってるし 」









「 はいカットー 」






A「 神ちゃん怖いわ。めっちゃゾワッてなった 」


神山「 今のは怖いな 」




神ちゃんさすがやわー、とニコニコしながら言ってるけど、耳がほんのり赤くなってて照れ隠しできてないとこかわいいなと思ったのは内緒
















- 黒尾カッコいい!! さんリクエスト -







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作者名:ワカナ。 | 作成日時:2021年3月21日 16時

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