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● 夏祭り # 3 ページ40







" ほんで、着付けとかできる友達に慌てて連絡して浴衣着せてもらって、髪とかも綺麗にしてもらって "







A着いたんやけど、どこ?




A発見した




Aうそやろ。え、ほんまにどこ?







小瀧「 ここでーす♪ 」ニュッ




A「 うわっ 」




小瀧「 ほんまに浴衣やーん♪ 」




A「 着てこい言うたん望やん。てか、ビックリさせんといて。心臓止まるかと思った 」




小瀧「 え? 望がイケメンすぎて心臓止まる? 」




A「 今すぐに帰ってもええんやで 」




小瀧「 俺なんも言ってへん 」









" イケメンを否定できひんかったのが悔しかった "



" 悔しいな "









小瀧「 やっぱ人多いなぁ 」




A「 そりゃ、けっこう大きなお祭りやからなぁ 」




小瀧「 ん 」




A「 ん? 」




小瀧「 手。はぐれたりしたらあかんやろ? 」




A「 …ありがと 」




小瀧「 …♪ 」








" 腹立つな "



" 何? ヤキモチ?(笑) "



" ちゃうわ、ぼけ "



" 手は繋いでたんやけど、その日ほんまに人多くて な、人混みにもみくちゃにされてたら手が離れてもうて "







A「 これあかん… 」







" 頭一つ分ぐらい望が飛び出てたから、なんとかついてくことは出来てたんやけど、途中で見失って "






A「 …望? 」






" うち、もう完全におひとり様状態 "






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作者名:ワカナ。 | 作成日時:2018年8月13日 16時

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