出会い11 ページ13
幸太side
「A!凄かったな!」
尚和「かっこよかったよ、Aさん」
A「ふふ、ありがとう!」
長里「次は俺達の番だなー」
A「飯山くんもリレー出るんだよね?頑張ってね、3人共!応援してる!」
そう言って俺達にAは笑いかけた。
これは、めっちゃやる気出るな……!!
内心ドキドキしながらも、「ああ」と言葉を返した。
そして俺達はスタート位置に向かう。
だがその時、Aに「神名くん!」と呼び止められた。
A「さっき、ありがとう。あの時応援してもらえて、すっごく力が出た」
「え、あ、いや、あれは咄嗟に……」
A「それでも元気が出たの。だから今度は私が応援するから。頑張ってね、神名くん」
「あ……」
そう言ったAが、昔のAと重なった。
A「あの、神名くん……さっきのことなんだけど………」
Aがそう言いかけた瞬間、佐々木が「Aちゃん!!」と言って俺達の目の前に現れた。
A「わ、佐々木くん?ど、どうしたの?」
佐々木「俺もリレーに出るんだ。Aちゃんには悪いけど、負ける気はないからね」
A「え?あ、うん……」
すると…戸惑うAの腕を、佐々木はパシッと掴んだ。
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作者名:スガ | 作成日時:2020年6月29日 21時