悪戯3 ページ10
アツトの声に私はビクッと驚いた。
麻衣「アリー、アツトが呼んでる。」
アリ「ん?うーん。」
アリーは、んーって背伸びをして起き上がる。
アリーが帰る時間がやって来た。
残念だけど、今日、連絡先を交換するって目的は達成した。
これからは、ラインとかで、アリーと繋がれる。
玄関に行くと、杏ちゃんは私のママに抱っこされていた。
なんか、話しが杏ちゃんとアリーはうちにお泊りって方向になっている。
私はアリーがお泊りだなんて嬉しいけど、杏ちゃん大丈夫なの?
私は今の杏ちゃんよりもっと大きくなっていたけど、初めてのママと離れてのお泊りは寂しかったよ。
杏ちゃんは、アツト達に笑顔でバイバイしている。
杏ちゃんって強い?まだ、赤ちゃんでわからないの?
杏ちゃんが寝るまで、遊んであげなくっちゃ。
アリーもいるしね。
それから、私とママは杏ちゃんをお風呂に入れてあげた。
杏ちゃんはママが寝んねさせた。
お利口さん。
隼は寝ちゃったから、パパはアリーとお風呂に入った。
マヤ「アリー、服着ろ!」
裸んぼで出て来ようとしたアリーをパパが、止める声がする。
マヤ「まったく、内田家の躾はどうなってんのか?」
パパがぶつぶつ言いながら出て来た。
マヤ「もう、うっすらチ○コに毛がはえてんのに。」
マヤ妻「パパ!」
私が恥ずかしくて下を向くと、パパはママに叱られた。
マヤ妻「麻衣は女の子なんだからね!。」
マヤ「悪りぃ。」
麻衣「知らない!」
私は恥ずかしくてその場を離れた。
部屋で寝ていると、アリーが階段を上がって来る足音が聞こえた。
私は、そっとベッドを抜けだし、ドアを開けてアリーを手招きした。
アリ「なに?」
立ち止まるアリーのてを引いて、部屋の中に引き入れる。
麻衣「さっき、ママと恐い話したら、怖くて寝れないの。」
アリ「で?」
麻衣「一緒に寝て。お願い。」
アリ「麻衣はめんどくせえな。」
アリーはそう言って頭を撫でた。
子供扱いでしょ。
二人でベッドに入ったけど、アリーは私に背を向けて眠る。
麻衣「こっち向いて寝て。」
アリ「俺、いつもこっち向きだから。」
麻衣「じゃ、場所かわる。」
私は、アリーと場所をかわり、アリーと向かい合った。
暗闇の中、アリーの白くすき通る肌、赤い唇が目の前にあった。
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minja(プロフ) - どっちとくっつくか、それはモニカさんに全面お任せしています 笑 本編の“My Love”タトゥーがどう絡んで来るのか、楽しみ! (2014年4月7日 19時) (レス) id: 6600b5ef3d (このIDを非表示/違反報告)
モニカ尾藤(プロフ) - minjaさん» そりゃぁもう、最初から登場人物紹介は3人だけですからネ。どっちとくっつくか大募集中です(笑) (2014年4月2日 21時) (レス) id: 4207d3535b (このIDを非表示/違反報告)
minja(プロフ) - 麻衣ちゃんと志の頃の美樹ちゃんが重なって見える? アツトと修哉のライバル関係が再現されるんでしょうか?更新楽しみです。 (2014年4月2日 19時) (レス) id: 77b8aff7cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モニカ | 作成日時:2014年2月19日 11時