悪戯2 ページ9
スマホを手に入れて、私は英語教室に行く理由はなくなったけど、その頃には英語がなんだが楽しくなっていて、とりあえず、英語は続けていた。
そして、スマホをgetした理由が、うちに遊びに来た。
マヤ妻「お帰りなさい。マヤ、試合どうだった?」
マヤ「もう!うっちーのチーム強過ぎ!」
アツトのコーチするサッカーチームが、こっちで練習試合があったみたい。
そのついでに、アツト一家が新築の私の家を見に来た。
マヤ妻「Aさん、いらっしゃい!」
「すごい広くていいおうちね。」
『マヤにしては、上出来だな(笑)」
アツトのうちの杏ちゃんは、広い私のおうちを嬉しそうにあっちこっち歩き回るので、私達は危なくないようにその後をついてまわった。
ママが頑張った夕食を頂き、杏ちゃんはママ達と遊びだした。
アツトとパパは、今日のサッカーの試合について何だか話している。
アツトのチームにとんでもなく上手い子がいるみたい。
私はパパ達の話しを横で聞いていたアリーを誘う。
麻衣「お二階の、隼と、私のお部屋見せて上げる。」
アリ「うん。」
私のお姫様のお部屋。
アリ「あはは、麻衣らしいね。」
笑われた…
男の子には、この可愛らしさわからないわよね。
次に隼の宇宙部屋。
星のカーテンに、ロケットが天井からいくつかぶら下がってる。
ベッドもハシゴを上がって上にある。
アリ「いいじゃん!」
私にはわからない男のロマンってやつ。
アリーが、隼の部屋で本を読み出すから、私も仕方なく隼の部屋で過ごす。
隼人はご飯の後、本なんか読んじゃうとすぐ眠ってしまう。
ハシゴのベッドの上で寝息を立て始めた。
麻衣「アリー、私もスマホ買って貰ったよ。」
アリ「あっそう。」
麻衣「連絡先教えて。」
アリ「何すんの?」
麻衣「暇な時にラインとか…」
アリ「俺は暇な事なんて無い。」
麻衣「いいから、貸して。」
私がそう言うと、アリーは抵抗せずにスマホを差し出した。
その間、アリーは床に寝っ転がって天井のオーナメントを見つめていた。
アリーのスマホの使い方が解らず、手間取り時間がかかる。
ようやく連絡先を設定して、アリーの方を振り向くとアリーも寝息を立てていた。
つまんない。
スマホでアリーの顔を写す。
カシャ。
その可愛らしさに、悪戯を試みる。
アリーの唇に、そっとチューをする。
その唇が触れた瞬間。
『アリー!』
アツトが下から呼ぶ声がした。
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
minja(プロフ) - どっちとくっつくか、それはモニカさんに全面お任せしています 笑 本編の“My Love”タトゥーがどう絡んで来るのか、楽しみ! (2014年4月7日 19時) (レス) id: 6600b5ef3d (このIDを非表示/違反報告)
モニカ尾藤(プロフ) - minjaさん» そりゃぁもう、最初から登場人物紹介は3人だけですからネ。どっちとくっつくか大募集中です(笑) (2014年4月2日 21時) (レス) id: 4207d3535b (このIDを非表示/違反報告)
minja(プロフ) - 麻衣ちゃんと志の頃の美樹ちゃんが重なって見える? アツトと修哉のライバル関係が再現されるんでしょうか?更新楽しみです。 (2014年4月2日 19時) (レス) id: 77b8aff7cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モニカ | 作成日時:2014年2月19日 11時