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翔平がソロホームランを打って作ったこの流れをここで止めたくはない。
バットを握り直し、地面を踏みしめる。
4球目、ピッチャーから放たれたボールは俺の太ももへと直撃した。
ぐ、と歯を噛み締めるが痛みは痛烈で、その場に踞るほかなかった。
翔平が駆け寄ってきた。
「A！平気か？」
『当たり前だろっ、たく……一々来んなよお前。』
「来るに決まってんじゃん、絶対故意だったし……しかも、トラウト達ブチ切れてて流石にね。」
『死球位で一々キレんなよ……引』
「ま、俺もだけど。」
見上げた翔平の顔はいつものくりくりした表情ではなく、不快感を顕にした顔だった。
おっかな、と思いながらも立ち上がり、痛みは引かないものの安全進塁権を得た俺は一塁へと歩く。
一塁手と軽く笑い合い、話し合いを続ける審判たちを見つめる。
結果、先程のピッチャーは4球中1球が当たり、2球がデッドボールゾーンだったことから故意死球と見なされ、退場となった。
その後に続くヒットに、痛む足を騙しながらもホームベースへと走り抜けて1点加点することが出来た。
ベースを踏み戻ろうとすれば不機嫌さを隠そうともしないチームメイト達。
おいおい、せっかく帰ってきたんだから歓迎してくれてもいいだろ、と拗ねかけながらベンチに戻ろうとするもトラウトの機嫌の悪そうな声で歩みを止めた。
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ユウナ(プロフ) - 更新ありがとうございます！WBC編も楽しみにしてます☺️ (5月16日 18時) (
レス) @page20 id: 6a59326a3e (このIDを非表示/違反報告)
あ - わかりました！ (2023年4月6日 7時) (レス) id: b7a2446074 (このIDを非表示/違反報告)
もに(プロフ) - おさん» リクエストありがとうございます！大歓迎です！！めちゃいいですね！一段落着いたら早速書かせてもらいます！ (2023年4月6日 0時) (レス) id: 9e1f0ddb85 (このIDを非表示/違反報告)
お - リクエストがもしいいのであれば、夢主が熱愛報道が出て、焦るエンゼルスのメンバーを、書いてほしいです！ (2023年4月5日 22時) (レス) id: 81bc97c763 (このIDを非表示/違反報告)
お - リクエストってしていいんですか？ (2023年4月5日 22時) (レス) id: 81bc97c763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もに | 作成日時：2023年4月2日 12時
