オンライン・ホライズン 2

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スーパーは買い物客で賑わっていた。

私達は夕食のオカズを買って、スーパーを出た。

「今日は未来の好きなオムライスにしようね」

「わーい！ありがとう、お母さん」

私は久しぶりにお母さんの手作り料理が食べられるので、とても嬉しかった。

スーパーの前の交差点の信号が青に変わって、渡り始めた時だった。

私は、その時に胸が凄い勢いでザワザワして来た。

…何!?これ…!?何か起こるの…？…お母さんが気になる!!

私は冷や汗をかきながらお母さんの後ろ姿を見て立ち止まった。

「…未来？どうしたの？」

お母さんが、青くなっている私に首をかしげた。

「……お母さん…！」

その時、周りの人が悲鳴を上げた途端、お母さんの横から、トラックが猛スピードで突っ込んで来た。

「……お母さん!!」

私は叫んで手を伸ばした。
お母さんはゆっくりとトラックの方に向いた。

周りの音が聞こえなくなり、まるでスローモーションの様に周りの動きがゆっくりと進む。

だけど、それもあっという間だった…。

お母さんがトラックにゆっくりと当たり、体がくの字になった時、全てが元のスピードに戻った。

―ブゥゥン…!!ドン!!

お母さんは宙に浮いた。

「お母さん!!」

―続く―

第２４話「先生の一言」→←→

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