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第27話「前にススメ」 ページ16

「な、なにこれ…!?」

私達は目の前の光景に絶句してしまった。

四角い大きな画面がたくさん広がっている。

画面には建ち並ぶビル、人が乗りかう駅、学校、たくさんのお店。

まるでテレビの様に画面の中で人々が忙しそうに歩いていた。

…これ、私達の住む町並み…、現実世界だ!!どうして現実世界が映し出されてるの?

「未来ちゃん!あれ!」

博士が指差す先を見ると、小さな画面を手に人の様な黒い影がいた。

すると突然、人影がこっちに気づいたのか、慌て周りにあった画面を手に持っている画面に吸い込ませると、辺りは真っ白な空間になった。

人影はシュッと飛ぶように消えてしまった。

「あ!!待て!!」

私が声を上げても遅かった。私と博士は何も無い空間でポツンと立っていた。


「…今のもウイルス?どうして私達の…」

「…まだ反応が消えていない。まさか…」

博士が深刻な表情をした時だった。

突然、空間の白い部分がバキバキと壊れ始め、崩れてしまった。


「…嘘!?囲まれてる!!」

「さっきの空間はカモフラージュだったのか!!」

博士が慌て私の肩に這い上がってきた。アバターがリスだからね。

周りが何だか形の分からないスライムみたいな体に黒くて細い足が四本生えている。


…少し気持ち悪いな…。

ジリジリと距離を縮めて来ると、いきなり一匹がこっちに向かって襲いかかってきた。


「でぃああああああ!!」

私が思いっきり剣で切りつける。

ウイルスは真っ二つに切れて消えた。

それが合図かの様に、一斉に後のウイルスが襲いかかってきた。

「アイス・アウロー!!」

剣を空で振ると、剣から氷の矢が周りに飛び散る。


ドススススッ!!

数匹のウイルスに突き刺さり、ウイルスは半分くらい消えた。

「まだまだ!!」

私はウイルスの大群に突き進んだ。


絶対あの人影の正体をあばいてやる!!


やってやるー!!







―前にススメ。ススメ―

―続く―

第28話「鬼ごっこ1」→←作者の初一言カフェ



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桃ん牙(プロフ) - 鬼怖い(´・ω・`)メールとか誰からとか、気になる! (2015年5月17日 17時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
桃ん牙(プロフ) - ありがとです!!今回はまさかの鬼が( ゚Д゚) 皆大変っすね←私だったら即気絶。 (2015年2月14日 11時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 桃ん牙さん» 自分のIpatですか!?(οдО;)うらやましい…。是非ともチャレンジしてみて下さい(⌒‐⌒) byウメトみかん みかんがなんか返信できないってさ!代わりに私が伝えに来たよー♪ (2015年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)
桃ん牙 - 自分のI pad買いました!それだけです(^-^; 始めてみようかなと…(*´-`) (2015年1月4日 21時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
ウメトみかん - ももねーさん» お返事遅れてすいません!また続きを書きます!仇って… (2014年12月31日 16時) (レス) id: 3dad3c509e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウメトみかん | 作成日時:2014年10月26日 19時

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