第25話「少女と父の秘密」 ページ11
「せ、先生…どうしてそれを…」
私達は先生の言葉に驚きを隠せなかった。
今…ウイルスって…言った…。
どうして先生がウイルスの事を…?
…それに、私のお父さんの事を知っているって…。
「私、今まで保健室から様子を見ていたけど、やはりあなた達がウイルス退治していたのね」
先生はまるでお見通しだった様に息を吐いた。
「私はここの中学校出身なの。ある日、私の兄は工学大学の教授である吉本さんのお父さんが私に声をかけた」
先生は遠くを見つめる目をした。
何だか懐かしむ様に。
「あなたのお父さんはあるコンピューターウイルスの発明をしたけど、誤作動でインターネットにばらまいてしまった」
そこからは先生の話は少し長かったので、省略すると…。
そこで私のお父さんはオンラインでも使えるアバターを使ってウイルスを削除しようと考えた。
そこでゲームを作ったりしている千里先生にお父さんは声をかけた。
そして今私達が使っているゴーグルを使ってオンラインに介入し、ウイルスを削除した。
しかし、全て削除しきったと思いきや、ウイルスの破片がインターネットを使って他のオンラインに侵入してしまった。
ウイルスが発生すると、この現実世界『リアルワールド』にも影響がある。
私のお父さんはある日、心臓マヒで急死してしまう。
ウイルスの様子が分からなくなってしまったまま、千里先生は大人なり、私達の中学校の保健の先生になった。
「私はあの学校裏にある機械室を気にしていると、あなた達が入って行って…ウイルスはまだあるのね…」
先生は深いため息をついた。
「先生、私のお父さんはウイルスを発明して、そのウイルスをどうする気だったんですか?」
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桃ん牙(プロフ) - 鬼怖い(´・ω・`)メールとか誰からとか、気になる! (2015年5月17日 17時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
桃ん牙(プロフ) - ありがとです!!今回はまさかの鬼が( ゚Д゚) 皆大変っすね←私だったら即気絶。 (2015年2月14日 11時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 桃ん牙さん» 自分のIpatですか!?(οдО;)うらやましい…。是非ともチャレンジしてみて下さい(⌒‐⌒) byウメトみかん みかんがなんか返信できないってさ!代わりに私が伝えに来たよー♪ (2015年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)
桃ん牙 - 自分のI pad買いました!それだけです(^-^; 始めてみようかなと…(*´-`) (2015年1月4日 21時) (レス) id: b1c28b4557 (このIDを非表示/違反報告)
ウメトみかん - ももねーさん» お返事遅れてすいません!また続きを書きます!仇って… (2014年12月31日 16時) (レス) id: 3dad3c509e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウメトみかん | 作成日時:2014年10月26日 19時