Fate story (ページ4)

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4. ページ4

A

たまには走るのも悪くない…

その香りがしただけで

そう思うなんて

私は相当重症なんだろう。

『あれ、まだいない？』

結局待ち合わせ時間の3分前に到着したが

実彩子の姿が見当たらない。

いつも待ち合わせの5分前には着いてる

実彩子だって遅れることあるんだ

なんて、ちょっと得意げになってみたり。

実彩子が来たら、いじっちゃお

そんなことを思っていたら

私のコートのポケットが震えた。

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

突然鳴った携帯に少し驚きつつ、電話に出る。

『もしもし、実彩子？』

『どしたの？なんかあった？』

実｢…ほんとごめん！！｣

耳に届いた実彩子の声は

急いでいるようだった。

聞けば、急に仕事の呼び出しがあったらしく。

こういう仕事柄、そんなことは私も

何回も経験している。

『そっかぁ…それじゃあしょうがないね』

実｢ごめん、ごめんねA｣

実彩子が今日をどれだけ楽しみにしていたか

分かっているから

『大丈夫だって、そんな謝らないでよ笑』

実｢だって…｣

『ほんと大丈夫だから、ね？』

『さぁてと、今日は思う存分、1人で爆買いしちゃおうかな？』

実彩子は

こうやって言わなきゃ

意地でも来ちゃうし笑

実『ん。買いすぎないでよ？笑』

『わかった笑』

『お仕事、頑張ってね』

実『Aも楽しんできてね』

『うん、じゃあね。』

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高評価して下さった方、ありがとうございます！

星に色が付き、とても嬉しいです！

もう少しでメンバーさん登場しますので、楽しみにお待ちください！

追記

名前変換できていますか？？