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家を出て夏向と一緒に冬真を探していると、タバコを吸いながら寝転がる冬真を海岸沿いで見つけた。
「なに、こわい顔して。てかAもどしたの」
「学校から電話あったぞ、お前の退学が決まったって。どういうことだ？ ちゃんと説明しろ」
「……ふっ、面倒くさくなっちゃってさぁ」
『え…？』
「なんか飽きちゃったんだよね。ていうことで、料理やめるわ。まっ、応援してっからさ！ 頑張ってよ」
じゃ、と背を向けて去って行く冬真にかける言葉が見当たらない。
冬真、本当はそんな理由じゃないよね…？
「……冬真っ！ お前、親父との約束破んのかよ！ お前も一緒に Sea Sons 守るんじゃなかったのかよっ…」
「はぁ……だからさー、そういうのが面倒くさいんだよ」
「は？」
「もうオレに期待すんのやめてくんない？ オレ、才能ないからさ」
『「……、」』
「もうやなんだよっ！ Sea Sons で働くのも！ お前と働くのも！ お前とA見てんのもっ…………息苦しいんだよ…、」
今まで抱えていた想いを吐き捨てて、今度こそ冬真が去っていく。
その言葉に夏向は傷つき、何も言わずに立ち尽くしている。
『私、冬真とちゃんと話してくるね』
今は冬真のそばに、いてあげなくちゃ。なぜだか、そんな気がした。
『冬真っ、待って…！』
「はぁ…、なんで着いてくんの」
『だって……放っとけないよ、』
「……それってさ、オレが弟だから？」
『え？』
「オレさ、Aにはそういう同情とかでそばにいてほしくないんだけど」
『同情なんかじゃ…』
「なーんて。ほんとは夏向と帰ると思ってたから、… 嬉しかった」
怖ばっていた顔が少しほぐれて、冬真が堤防に寝転がる。
ねえ、いつから？ いつからそんなに、ひとりで苦しんでたの…？
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I(プロフ) - みどくろさん» みどくろさん、ありがとうございます！！ お互いがんばりましょうっ(*^^*) (2016年9月6日 18時) (
レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» 続編おめでとうございます！勉強がんばりますね♪ (2016年9月6日 16時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» 無理なさらずにお勉強がんばってくださいね^ ^ お時間あるときにまた遊びにきてください♪ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» いえいえ、デシャヴってやつかもしれないです…（笑）でもこうして、みどくろさんが初めてコメントしてくださったことが本当に嬉しいです！！ ぁ、その手がありましたか！お勉強忙しそうですね…そういえばそのドラマに賢人くん出てましたね！ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» あらら。実はコメしてたり...したかもです。。どっちにしろ名前覚えているなんですごい！流石！私の姉がYouTubeにうpされた好きことの動画見ているんですけど、なかなか時間無くて...(￣ー￣)今は勉強の息抜きに35歳の高校生を見てます。時間があったら見てみますね！ (2016年9月5日 21時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2016年8月16日 17時
