26. 愛のかたち ページ30
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「おっかえり〜」
『冬真、ただいま』
” ギュっ…、”
「やっとオレのAが帰ってきた〜！」
『わっ、ちょ…』
玄関に入ると、電話の切り際とは打って変わってご機嫌な冬真に抱きつかれた。
お、重たい…
” …ガシっ、”
「いつお前のもんになったんだよ」
「おっ、と。なになに、夏向くん妬いちゃってんの？」
不機嫌そうに私の腕を掴んで引き離した夏向を、冬真がからかう。
なんか、こんなこと前にもあったような…
「だったら何だよ…、」
そうつぶやいた夏向は先にリビングへと行ってしまった。取り残された私たちは、口を開けたまま同じ顔をしている。
「え、なに今の。あの夏向が…、 認めた？」
『……、』
「え、二人もしかしてさ……付き合った？」
『な、なんでそんなこと聞くの…』
「うわー、焦ってるし！ 怪しいっ 」
これ以上、話せば話すほど怪しまれる。そう思った私は、冬真が騒いでいるうちにそっと部屋へと逃げた。
＊
＊
＊
夜ごはんの時間になり、２日ぶりにみんながそろった。
「ていうかさ、昨日３人どこ泊まってたの？」
「あたしは自分の家だけど、Aちゃんたちは？」
『えっと…』
冬真の質問に、そうめんを流しながら美咲ちゃんが答える。
別にやましいことは何もなかったはずなのに、言いづらいのはどうしてだろう…
「こいつの部屋」
「はぁぁ〜！ まじでっ？ Aの部屋どんなんだった！？」
なんてことはない、そんなふうに答えた夏向の肩に箸を持ったまま冬真がしがみつく。
大きな声で叫んだ冬真に美咲ちゃんは耳を塞ぎ、秋ちゃんはさっきからずっと沈黙を貫いている。
「普通。つーか、静かに食えよ」
「普通って！ 感想ヘタクソかよ〜……けどなんで泊まったの？」
『夏向が熱だしちゃって……それで看病してたの』
私のことずっと待ってて熱ださせたなんて、それはさすがに言えなかった。
それにあのとき言ってくれた言葉を思い出したら、また恥ずかしくなるに決まってる。
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I(プロフ) - みどくろさん» みどくろさん、ありがとうございます！！ お互いがんばりましょうっ(*^^*) (2016年9月6日 18時) (
レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» 続編おめでとうございます！勉強がんばりますね♪ (2016年9月6日 16時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» 無理なさらずにお勉強がんばってくださいね^ ^ お時間あるときにまた遊びにきてください♪ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» いえいえ、デシャヴってやつかもしれないです…（笑）でもこうして、みどくろさんが初めてコメントしてくださったことが本当に嬉しいです！！ ぁ、その手がありましたか！お勉強忙しそうですね…そういえばそのドラマに賢人くん出てましたね！ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» あらら。実はコメしてたり...したかもです。。どっちにしろ名前覚えているなんですごい！流石！私の姉がYouTubeにうpされた好きことの動画見ているんですけど、なかなか時間無くて...(￣ー￣)今は勉強の息抜きに35歳の高校生を見てます。時間があったら見てみますね！ (2016年9月5日 21時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2016年8月16日 17時
