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まな板を叩く包丁の音が一階から聞こえる。カーテンの隙間からこぼれる朝の光を遮るように、何十回目かの寝返りを打つ。
一睡もできないまま…、夜が明けた。
気怠い体を引きずるように階段を降りてキッチンへ行くと、いつものように朝ごはんを作る夏向がいた。
” A……………、好きだ ”
一瞬で思い出す、昨日のあの瞬間。
『……お、おはよ』
「はよ、…いつもより早いな」
『う、うん…』
「……なんだよ、」
しどろもどろしてしまう私に比べて、夏向はいつもと変わらず素っ気ない。
本当に、私のこと……
『昨日、言ったこと…………本当？』
「なにが、」
『だから…………すきだ、…って』
「ふっ…、もっかい言ってやろうか？」
にやりと意地悪く笑う夏向に、胸の音が加速する。やっぱり、夢じゃなかったんだ…。
だけど、どうしても手放しでは喜べない。だって…、
「二人とも、おはよう」
この場をやり過ごそうとテーブルに食器を並べていると、リビング奥の部屋のドアから秋ちゃんが出てきた。
「A、昨日はありがとう」
『ううん…』
「楓に会ってちゃんと話した。この２年、あいつに何もしてやれなかったから…」
『……、』
「その分まで、支えてあげたいんだ」
『……そっか。よかったね、秋ちゃんがいてくれれば楓さんも心強いと思う』
これでよかった。そう思いたいのに、どうしてそんなふうに寂しく笑うの…？
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I(プロフ) - みどくろさん» みどくろさん、ありがとうございます！！ お互いがんばりましょうっ(*^^*) (2016年9月6日 18時) (
レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» 続編おめでとうございます！勉強がんばりますね♪ (2016年9月6日 16時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» 無理なさらずにお勉強がんばってくださいね^ ^ お時間あるときにまた遊びにきてください♪ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - みどくろさん» いえいえ、デシャヴってやつかもしれないです…（笑）でもこうして、みどくろさんが初めてコメントしてくださったことが本当に嬉しいです！！ ぁ、その手がありましたか！お勉強忙しそうですね…そういえばそのドラマに賢人くん出てましたね！ (2016年9月5日 22時) (レス) id: f5b592d975 (このIDを非表示/違反報告)
みどくろ - Iさん» あらら。実はコメしてたり...したかもです。。どっちにしろ名前覚えているなんですごい！流石！私の姉がYouTubeにうpされた好きことの動画見ているんですけど、なかなか時間無くて...(￣ー￣)今は勉強の息抜きに35歳の高校生を見てます。時間があったら見てみますね！ (2016年9月5日 21時) (レス) id: d4bef834e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2016年8月16日 17時
