［問題児たちが異世界から来るそうですよ？］登場、新たな問題児

第二章 ページ3

━━━━東側、2105380外門"ノーネーム"本拠


十六夜たち三人は
黒ウサギを追いかけて本拠に戻った


「ななななっ何をするのでございますかぁっ!?/////////」


「これが私の【恩恵】ギフトの一つだよ♪」


黒ウサギの絶叫と先程の少女のものらしき声


声がするのは黒ウサギの部屋から

「何してんだよ駄ウサギっ！」


ﾊﾞｷｯ


「ドアくらい普通に開けられないのですか!?」

十六夜が蹴り飛ばして開けたドアの向こうに黒ウサギと先程の少女はいた



が



「春日部さん…これは…(呆)」

「えっと…なんだろう」

「なかなかいいコンセプトだが…誰の仕業だ？」

巫女服を着た黒ウサギ

顔を赤らめながら
「あんまりジロジロ見ないでくださいっ」と言う


「かわいいじゃない、似合ってるよ箱庭の貴族さん♪」


満面の笑みを浮かべる少女
そんな少女に十六夜は興味を持った

「へぇ…なかなかに面白いギフトを持ってるんだな？」

「ま、これだけじゃないけどね〜」


「それはおもしろそうね」
「興味深い」

「よし、話を聞かせろ」

「おＫ(゜∇^d)!!」


「って話を勝手に進めないでくださいましっ！」

「ウサギさんはそうだね、ミニスカメイド服を」

「着ませんっ！」

「着ろよ」

「着ませんと言っているでしょうこのお馬鹿様っ!!」
ｽﾊﾟｰﾝｯと

黒ウサギのハリセンが十六夜の頭にクリティカルヒットした


「ﾊｧ…とりあえず貴女のことを聞きたいわ」

「わかった♪」

「別にここでいいよな？」
「そうね」

「黒ウサギの部屋だし」

「どうしてそうなるのですかっ！」


横で少女は大爆笑



結局黒ウサギの部屋で
話をすることになった

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