【名探偵コナン】愛して"いる"んだ。 (ページ4)

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重大事実発覚。
降谷との子を孕んだ。

もう公安は退職し、さあ、何処に行こうか！と考えている時、そう言えば少し体調が悪いな。
と考えた。
しかし体調が悪くなることは何もしていない。
その時、そういえば降谷と行為をしていたと考え、ドラッグストアで妊娠検査薬を買い試してみると。

まぁ、妊娠していたわけだ。
酷い話だ。
たかが一回の行為で子供が出来るとは。

まぁそりゃあ急いで病院に行くだろう。

「妊娠ですね」

「パートナーはいないのですがどうしましょうか」

妊娠だと告げた瞬間そう私が言ったのだから医師は凄く驚いている。
おそらくレ○プか何かかと考えているのだろう。

「いえ、知り合いですが恋愛関係はないのです」

そういうと、あり得ないという顔をした。
何だこの医師。ふざけているのか何なのか。
顔に出過ぎだしその表情は時として人を傷付けるものになるというのに。

「…それは、えっと」

「まぁいわゆるセ○レという奴ですね」

「セフ○ですか…」

するとはぁ、と息を吐く。
酷いな。

「それで、産みますか？」

「はい」

「決断早いですね？！」

「まぁ、検査薬で出た時点で産むのは承知でしたし」

珍しいなという顔をする医師。
おい、顔に出過ぎだ。

「伴侶になろうとは…思わないのですか？」

「別に、特には」

そういうと押し黙ってしまう医師。
じゃあどうすれば良かったのだと問いたくなる。
私は彼を愛しているが彼は私を嫌っている。
あの一夜のことだって気が違っただけの話だろう。

「わかりました。全力でサポートさせていただきます」

「あ、そのことなのですが、アメリカで産みたいのですが」

物凄く驚いた顔をされた。
韓国人とかよくアメリカで子供産んでるとか聞くけどそんな驚くことなのか？
アメリカで子供を産めば、子供にはアメリカの国籍が与えられる。
子供を産んだ親もアメリカに住めることになるのだ。

「なので居るのかどうかだけを検査しにきました」

「…そ、うですか…ふむ、うん、よし」

「？」

「この森井貴子、全力でサポートさせていただきます！」

「え」

話を聞いていないのか何なのか。
アメリカで産みたいと言っただろうがと思って居ると、あぁ、違うんです…と前置きをして話し始めた。

「私ね、こういうスパイ映画的なのに憧れを持ってたんですよ」

「そこまでいいものでもないでしょう」

「だから、アメリカの知り合いの助産師を紹介しましょう」