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「もしもし。」
廉「A、今から帰るんやけど
3人で飲み直さへん？って話になってん。
岸くん連れてってもええ？」
「えっ、今から？片付けしてないよ…」
廉「やっぱあかんか、ごめんな、やっぱ…」
「だ、大丈夫！片付けとく！」
廉「ええの？」
「うん！」
廉「じゃあもうちょっとしたら行くな。」
って、なにそんなに焦って引き止めて。
まるで岸くんに会いたいみたいだ。
…でも、私だけ仲間外れにされて
つまらなかったから。
うん。後者の理由だ。
自分の中で納得して、
さっさと部屋の片付けをして
冷蔵庫のお酒ももう少なかったから
お酒とおつまみの買い出しに行った。
買い出しから帰り、
めがねをコンタクトに戻して
横流しにしていた前髪もちゃんと溶かして
パジャマも部屋着に着替えて
…少し気合いの入れすぎかな？
でも、岸くんが来るって思ったら
緊張せずにはいられなかった。
前はよく上げてたんだけどなぁ…
廉「ただいまー。」
岸「お邪魔しまーす。」
「あっ、おっ、おかえり…」
廉「ふっ、何そんな慌ててん。」
「なっ、なんでもない…」
ふにゃっと笑った廉くんが
私の頭を撫でて横を通り過ぎる。
岸「…なんか、久しぶり。」
「う、うん…」
玄関に残った岸くんが
靴を脱ぎながら
笑顔でそう言う。
岸「オフなAも、この部屋も…」
「岸くん…」
廉「なあ、何してるんー？」
「あっ、今行くー！」
あぁ、今、なんで
好きって、言ってしまいそうになったんだ。
廉くんに呼ばれてなかったら…
「てか廉くん、お酒飲んだでしょ？」
廉「げっ。なんでわかるん…」
「わかるよ！
もー、弱いんだから、いつも
外で飲んじゃだめって言ってるのに。」
廉「ごめんなさい…」
岸「怒るポイントそこ？(笑)
未成年だから、じゃなくて？」
「未成年でもお酒くらい飲むでしょ。」
廉くんを怒ったら
落ち込んでしまったので
頭を撫でてなだめると
そのまま抱きつかれる。
これは相当酔ってるわ…
「ねぇ、人前でやめて？」
廉「ええやん別にぃ。」
「てかこれから飲むのに
廉くんもう寝ちゃうじゃん、これ。」
廉「Aの胸で寝るぅ。」
「は？もう恥ずかしいから…」
私の胸にほっぺを当てる体勢で
抱きしめたまま、案の定
寝てしまった廉くん。
を、無理やり引き剥がして
仕方ないからそのままソファに寝かせた。
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ももも。(プロフ) - さなさん» ありがとうございました！(*´▽｀*)続編も下書きを書いてみて、いけそうだったら公開したいと思います！ (2018年7月13日 19時) (
レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - ももも。さん» 完結おめでとうございます！！とっても面白かったです！最後は2人とも幸せになれてほんとに良かったです！もし良ければ結婚までの2人のお話しも読んでみたいです！これからも応援してます…！頑張って下さい！！ (2018年7月12日 20時) (レス) id: dd0236ddd1 (このIDを非表示/違反報告)
ももも。(プロフ) - さなさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年6月30日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - とても面白いです！岸くんの一途な気持ちや、主人公の切ない気持ち、廉くんの主人公思いな所、見ていてキュンキュンします！更新頑張って下さい！！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 33f5ac50b8 (このIDを非表示/違反報告)
ももも。(プロフ) - ささん» そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです(><)期待に少しでも添えるよう頑張ります！ (2018年6月15日 10時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも。
| 作成日時：2018年5月31日 20時
