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岸「えーっ！マジで？」
廉「おん、マジ。せやから、
気安く俺のAに近づかんといてくださいね。」
岸「いやー、マジか…」
ある日の昼休み、
永瀬くんが私たちのことを言うと
大きい目を、さらにまん丸にして
口を手で抑える岸くん。
私は私で、突然呼び捨てにされて
ドキッとしたけど。
「そんなに驚かなくても。」
岸「いや、驚くよ。
だってあんなに恋愛興味ない
みたいに言ってたのにさあ！」
「そんなこと言ってないし。」
廉「自分ばっか非リアやから
妬いてるんすよね〜。笑」
岸「はっ！？ちげーし。
俺だって…」
「……」
廉「ま、なんでもええけど
…そういうことやから。行こ？」
「あ、うん…！」
いつも通り3人で長々と話すと思っていたら
これだけ言って、私の手を引く永瀬くん。
なんだか岸くんを置いてけぼりにするみたい。
少ししてから振り向くと
両手で顔を抑えている岸くん。
どんな気持ちで、そんな反応してるんだろう…
「てか、永瀬くん…」
廉「ん？」
「あの、手…」
廉「あ、せやな、職場やしな。」
ずっと握ったままだった手を離して
代わりに頭をポンポンってする。
「年下のくせに。」
廉「やって可愛いから、つい。」
そのまま、今日は
社食で2人で食べることにした。
私は豆腐ハンバーグ、
永瀬くんはカレーを注文した。
「永瀬くん、長男？」
廉「おん、年の離れた弟が1人。」
「やっぱり。だから優しいんだね。」
廉「優しくなんかないで？
昔、弟のおやつ摘み食いして
泣かせることなんてしょっちゅうやったし。」
「ふふ、何それ。可愛い。」
廉「Aは？兄弟居るん？」
「私はね、2歳上に兄が1人。
今はお互い一人暮らしだけど
私の家、駅に近いからよく泊まりに来るの。」
廉「へぇ…」
一瞬、永瀬くんの顔が曇った気がした。
「…あ、大丈夫だよ！
永瀬くんが来る時は
ちゃんと会わないようにするから！」
廉「へ？あ…ちゃうねん、
ちょっと…嫉妬した…
お兄さんや言うてるのにな。」
「そっち？笑
じゃあこれからはお兄ちゃんも
あんまり泊めないようにするね。」
廉「や、別にそういうわけじゃ…」
「いいの。
永瀬くんが嫌なことはしたくないもん。」
そう言うと
「もー…ほんま…」って
顔を赤くしながらカレーを食べる永瀬くん。
やっぱり、可愛い。
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ゆもちゃ。(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！( >ω< ) (2018年5月28日 18時) (
レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - くるみさん» 嬉しいです！ぎりぎりまでこじらせていきたいと思ってますのでお付き合いください（＾_＾）笑 (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ししまるさん» ありがとうございます！頑張ります！(p`･ω･´q) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ちょなつさん» ありがとうございます！嬉しいです(´∀`) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
あや - このお話大好きです！とても面白いです\(*´▽`*)/更新待ってます！ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 05ff465bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも。
| 作成日時：2018年5月4日 8時
