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深澤「和泉ちゃん、大丈夫…?」



「え…なんで深澤くんが。」




深澤「ふらついて出てった和泉ちゃんが心配だったから。」
 


「え…でも……。」





深澤「前もさ、俺が和泉ちゃんを保健室に連れてったよね。デジャブみたい」




なんて言って、ニコって私に微笑みかける。




「保健室まで歩ける?」なんていうから、こくりと頷くとそっと私を立たせる。






深澤くんがとなりで一緒に保健室に行ってくれるから………、





「あの……渡辺くん……、」




深澤「なべもなべだよな、あんなことしなくたって通れたのに。」


深澤「和泉ちゃんが教室に来る前になべがね、みんなからちょっかい出されてたのよ」





「ちょっかい……???」





深澤「ずっと和泉ちゃんと一緒にいるから好きなんじゃねぇのって」




その言葉を聞いて冷や汗が出るのを感じる




深澤「大丈夫、なべは孤立なんてしないから。」




「なんで……???」




深澤「だって和泉ちゃんの顔に書いてあるもん」




なんて言って私の顔をギューッとつまむ




「深澤くんっ、痛い」





深澤「あ、ごめん。笑」




渡辺くんは、私に色々してくれて



クラスの人の目なんか気にしないで動いてくれることが多くて。



ここにいる深澤くんも一緒にいてくれて…………、




「深澤くん、ごめんね。ここまで連れてきてくれてありがとう。もう大丈夫。」




深澤「和泉ちゃん??」




「教室戻って渡辺のそばにいてあげてよ、」





そういうと深澤くんは少しびっくりしてたけど





深澤「そっか………、保健室の先生にちゃんと手当してもらうんだよ」




なんて言って私に手をひらひらっと振り教室の方へ戻ってく









私がいない間にそんなことあったんだ…、



 申し訳ないな……、私のせいで………。

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まりも - めっちゃ続ききになる〜!! (2022年8月12日 10時) (レス) @page27 id: e7317067de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:monch3076 | 作成日時:2022年3月29日 12時

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