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「あ、いた。」



なんて声がして振り返ると少し息が上がってる渡辺くんがいる




渡辺「おまえ、逃げ足早くね、まじでどこいったかと思ったわ。」




「別に探さなくたってよかったのに…、」




渡辺「まだ話終わってねぇから。」





「嫌味をまた言いに来たの…?」




そう言うと、渡辺くんはこっちに歩いてきて。




渡辺「そうだとしたら?」




なんて真っ直ぐな目で伝えてくる。




「私渡辺くんと友達になりたいなんて思ってたの撤回する。」



渡辺くんの真っ直ぐの目にもう本当のことを言ってしまおうと思ったの。



渡辺「……………席替えの日、そういえば言ってたな。」




「渡辺くんは私のこときらいだもんね、」




渡辺「基本陰キャは暗くて無理。」




「じゃぁ、なんで助けてくれたりなんかしたの?」




渡辺「…………………。」




「最終的にさ、嫌がったりするぐらいなら最初から助けてくれたりなんかしなきゃよかったのに…、」




「少しでも…話せるんだって期待したのに……、」



この際だから全部吐き出してスッキリしてしまおう。




「私は最初から一人ぼっちで良かったの!!」



なんて言えば風も味方してくれてるのかびゅぅーと吹いて背中から押される感覚がある。





渡辺「自分で立ち向かえばいいじゃん俺らに。話したいって思うんなら嫌がられても話してくればよかったじゃん。」

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まりも - めっちゃ続ききになる〜!! (2022年8月12日 10時) (レス) @page27 id: e7317067de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:monch3076 | 作成日時:2022年3月29日 12時

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