1 ページ1
うちのクラスの定番の席替え、
担任がみんなと仲良くなってほしいから定期的にやりたいんだとか。
正直、この席替えが一番嫌い。
一人や二人話せない子がいたっていいと思う。
「おーい、席替えするぞー!」
担任の桑原先生が黒板に座席を書き出す。
(えー、この席のままがいい!!)
一人の子が先生に叫びだす。
私も同意見だなと心のなかで思う。
ちなみに。今の席は一番前の窓側。
隣の席の子もいわば私と似てる真面目くん。
不自由なことなんてないのにな……、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おい、移動したら席につけよ、」
くじ引きで当ててしまった席は一番うしろの窓側。
いわば陽キャが集まるところだと思う。
わぁ…ついてないな…、
そんなことを思いながら窓から見えるグラウンドをぼーっと眺めてると香水の香りがふわっと香る。
ちらっと振り向くと、
渡辺「なに、」
「あ…いや…、」
渡辺「今日から隣同士みたいだけど。」
「よろしくお願いします。」
渡辺「やだ、」
渡辺くんとの交流はなんだか先行きが不安です。
681人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まりも - めっちゃ続ききになる〜!! (2022年8月12日 10時) (レス) @page27 id: e7317067de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:monch3076 | 作成日時:2022年3月29日 12時