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音楽室の目の前に来たけど…。




「体操着…、」


なんて。確かに忘れたわけじゃないのは確かなんだけど。




女「和泉さん入らないの?」



なんてクラスメートの女の子が言う。




「うん…、体操着忘れちゃってさ。体育出れないや。」



女「和泉さんも忘れることあるんだね。」



そう言って女のこが音楽室に入ってく




一人ぼっちになったな、体育の授業どこで時間潰そう。




なんて立ち止まってると。






渡辺「ねぇなにやってるの。」




なんて渡辺くんが歩いてくる。


「え…、いや体操着忘れちゃって。」




渡辺「へぇ。忘れたんだ」





「うん…、だから体育出れないです。」





渡辺「別に関係ないけど。」



なんて歩いていってしまう。





バレなかったな。なんて思う、




授業の始まるチャイムがなるのが聞こえる。








渡辺「お前、忘れたわけじゃないじゃん。」




居ないはずの渡辺くんが遠くにいる。





その手には私の体操着。




渡辺「花壇においてあったけど。」




ほい、って私に渡す。




「…、ありがとう…、わかんなかったや。」




渡辺「わかんないわけないと思うけど。」




なんて。




教室のど真ん中で気まずい空気が流れてる






渡辺「お前のせいで俺も体育出れないじゃん。」

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まりも - めっちゃ続ききになる〜!! (2022年8月12日 10時) (レス) @page27 id: e7317067de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:monch3076 | 作成日時:2022年3月29日 12時

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