【ヒロアカ】爆豪くんがあの子の事が気になるんだってよ。 (ページ5)

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#3流石馬鹿だなページ5

風雅side

大「お前何も解らずに編入すんの天才だな。」

貴「せやろ。天才やろ」

大「関西弁になるな。後、調子に乗るな」

こいつは俺の幼馴染み。静鬼A。
幼馴染みって言っても中学校の時は全然絡んでなかった。

貴「まぁ、お互い頑張ろう。何を頑張るのかわかんないけど」

笑いながら俺の目を見てそう呟いた。
本当、調子狂う。

俺達は幼稚園、小学校、中学校も一緒だった。
高校にもなってまた同じ所に通う事になった。
幼稚園の時と小学校の時は仲良かったが...

『＿＿＿＿＿＿＿元々1人だよ?』

小5の時に全てが崩れた。

中学校に入学して中1の2学期らへんまでは一緒に居てたけど。

けど...

貴「大ちゃん!!何考えてんの～～～???顔怖いよ～～??眉毛のしわが寄ってたよ～～～～～???」

大「うざ。死ね。生まれてからこんな顔じゃ踏み潰すぞ」

こうやって普通に話せる様になったのはつい最近。
静から話しかけてくれた。
話しかけれなかった俺にとっちゃその時すげぇ嬉しかった。

中学の時は色々酷い事言ってたのに。

貴「そういえばおじさん、私が雄英に行く事知ってたの?」

大「まぁ、知ってるんだろうな」

貴「なんで先に言わないかな～～～～親子揃って～～～～」

俺はこいつの事が嫌いなわけじゃない。
だけど、いつもニコニコしてる辺りが腹立つ。

幼馴染みの俺の前でさえニコニコニコニコする。

その癖直してほしい。

貴「明日、雄英かぁー。少しだけ。楽しみかもしれない」

大「なんだよ急にキメェ」

こいつ、色々知らないくせによく言えるな。
ヒーロー科って事わかってのか？

貴「だって、広いんしょ?制服も可愛いんしょ?西那学園よりは絶対綺麗だよ!?」

大「雄英なんだから当たりめーだろ馬鹿かよ」

貴「馬鹿でごめんなさいねー!てか、家の片付けもあるし明日の用意もするから行くわ!」

大「ささっと行け」

貴「バイバイバイバイバイバイバイバイバイキンマン!!!!」

馬鹿だけど、一緒にいると飽きねぇから
嫌いになれねぇ。