【ヒロアカ】爆豪くんがあの子の事が気になるんだってよ。 (ページ30)

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#27楽しそうでよかったページ30

風雅side

貴「そ、それより緑谷くん気にならない！？個性使い果たせてないらしいよ！？」

話を逸らそうとしてるのか
他の話をぶっこむ静。

話を逸らそうしてるのわかってっかんな。

それでも俺は仕方がなく話に乗ってやった。

大「あー、確かに。俺も気になった」

まぁ、その話も面白そうだし
俺もなんとなく気になってた。

貴「高校生にもなって個性使い果たせてないって、やばいよな」

大「もしかしたら、つい最近に出た個性かもしんねーな」

貴「え、そんなんあるん。すげぇ」

勝手にどんどん話が進んでいく。

まずどんな個性持ってるのか見ないとダメだわ

貴「あっ！そういや、お茶子ちゃんっていう子とも友達なってん！」

すると、静は子供みたいにまたはしゃぎ始めた。

大「誰やねん」

貴「顔小さくて丸い子！」

大「お前やん」

貴「顔丸いけどちゃうわ！！笑」

楽しそうに笑ってる静。
妹みたいで可愛い。

死んでもぜってー言ってやらんけど。

この笑顔、いつまで見れるんだろうか。

俺は楽しそうに話す静を見ながら
話を聞いてやった。

大「とにかく学校楽しかったって訳ね」

貴「まとめたらね！初日からしんどかったけど！」

確かに俺も色々しんどかったわ。

あまりに新しい友達ができて嬉しいのか
まだニコニコする静。

そう。この笑顔。
あの偽じゃなくてこの笑顔の方がいい。

俺は思わず静の頭をくしゃくしゃと撫でた。

大「楽しそうでよかったな」

貴「あ、あたしの綺麗な髪の毛があああ！」