今は昔、音駒の悪女といふものありけり。

第三話 ページ4

如「おい！A！着いたよ〜起きて！！」



...んん？あれっ。もう着いたか。




『...！おはようございます！現在の時刻は何時何分ですか？』




如「元気だなぁ！今は9時きっかりだよ！」




『他のところは来てますか？』




如「今は梟谷が来てるね。」




...やった！遂に会える！




『やったぁぁぁー！！』




如「うっさい(笑)」






合宿場所に着くと、梟谷の皆さんがロビーに集合していた。





木「ヘイヘイヘイヘーイ！着いたぞー！」





雀「静かにしてください！」





...いた！梟谷！





『すみません！あの、』





木「ん！君、青葉城西のマネージャー？？」





『はい！えっと薬研Aと言います！』





木「Aどうしたんだ？」






フレンドリーだなぁ、おい。この人。





『ここに、赤葦君っていますか？』




木「あぁ、確か...」








？「だーれだ。」




目が手で覆われて、見えない...




でも、誰か分かる。だって、ずっと会いたかったんだから。声で分かる。





パって振り向く。





『京治くん！』





赤「A。」





あぁ、やっと会えた。





私は嬉しくって京治くんを抱きしめた。





赤「...久しぶり。(ニコッ)」





一同「...はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？」




青葉城西side
赤「...久しぶり。(ニコッ)」



如「おい、クソ川。荷物持ってて。あの、イケメンの顔どつき回し足るわ。」



及「やめて！！？お願い！変人って言われるから！！？」


如「は？お前がいる時点でもう、うちらは変人なんだけど？」


岩「真希、ナイス。」



及「岩ちゃん？！！」



如「さぁ、行ってこよ。( =＾ω＾)」



金「やめてくださいって！如月さん！」



ブチッ。



如「何？お前らも、地獄へお見舞いしてやろう か？( ＾ω＾ )」



一同「...すみません。」




如「ジョーダンだよ。joke。あの雰囲気壊すほど、私は鬼畜じゃないよ。
何人足りとも誰かの青春を奪ってはいけないんだから。」



一同「...(先輩、一生着いていくっす☆)」



木「お前らは、どういう関係なんだ？俺、知りたい！☆」



薬「ただの、幼馴染みですよ(笑)」



赤「そうそう。俺の可愛い幼馴染みです。」




青葉城西一同「てめぇ！その天使からはなれろや！！」




騒がしい一日が始まる。






悪女君臨まで、
あと二時間。

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