今は昔、音駒の悪女といふものありけり。

第十九話 ページ26

その夜の食堂にて


たまたま、食堂のおばちゃん達がテレビをかけっぱなしにしていた。

司会者「今日のゲストは最近若者に人気のシンガーソングライター"めるりーな"さんです！」


...めるりーな。


とある動画サイトで初公開１ヶ月で１０００万回再生を突破した大人気JKシンガーソングライター。
透明感のある声だけど、凛としている歌う姿が１０代〜２０代の若者を虜にしている。



最初に口を開いたのは烏野の主将だった。


澤「やっぱり凄い人気だよなー」


菅「当たり前だよーあんな素敵な声してるんだからさー」


黒「俺らより１つ年下で、あんな声でるんだな！」


侑「サムは発売されたCD全部買いよったで(笑)」


治「ええやん！あの声好きやねん( ･´ｰ･｀)どや」


如「なにそのドヤ顔(笑)」


及「妹にしたーい♡」


一同「...きんもっ。」


及「え！！？酷くない！？」


黒「(それに比べて...)ボソッ」


山「(あの女は...)ボソッ」


『...はぁー( -。-) =3』

悪かったな。ブスで。
髪の毛ぼっさぼっさの陰キャで悪かったな！！
あんな風に灰色の目じゃなくて悪かったな！！お前らみてぇに美形ぇじゃねぇんだよ！！

「あ"あ"ぁぁぁあぁぁぁあ！」



翌日


『だなーんて事があったんだよ〜』


研「んーめるりーなかぁーそりゃあ勝てないね。」


おい、研磨君よ。それはストレートに言いすぎでは？？((泣))

ぴえん(ＴДＴ )


さすがに傷付いたよ...



『...研磨君、後で私の部屋来てくれない？』



研「...？別に良いけど...！！まさか！殴られる...」


『違う。(笑)私本当は...』



ピーと話をさえぎる監督の笛。



監督「よーし！練習各自で始めろよー」



ちぇっ。鳴っちゃった。



『あー、鳴っちゃった(笑)さぁ、練習始めるよ！』


そう言って私は走っていった。



研「はいはい、聴こえてるよ、」



研磨くんも立ち上がって走り出した。






汗と雨が滲む地面。




６月ももう終わりを告げたんだと思うと




なんだか少し切ないな。








作者より


こんにちはー！！黒猫ちゃんです☆


いや、突然なんですけど私今中１なんですよね。


読者の皆さん、この時期何があるか分かります？


そう、「定期テスト」なんです！


ぎゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あぁぁぁあ！！

(チーン( ＾ω＾ ))



ハイ...

ということで、ただでさえ遅い更新をもっと遅くさせていただきます...


身勝手ですが、ご理解とご協力よろしくお願いします。


黒猫ちゃん

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