四十一話 ページ42
『ふぅ〜』
試合が終わり、余韻ひたひたの私。
木陰に座って飲み物を飲みながらさっきの試合を思い返す。
勝ったのはリョーマくんがいるペアだった。
リョーマ「どうだった?アクロバティックじゃない試合は」
いつものジュースを飲みながらリョーマくんは得意そうに話しかけ、ストンっと隣に座る。
かわいいか((
『いやもう……!すごかった!…でも宍戸さんともっと息合わせたらもっといい試合だったんじゃないかな!』
リョーマ「ちぇー」
あ、不貞腐れちゃった。
リョーマくんは人並外れた才能持ってるから爆走しちゃい気味なイメージがある。
でも多分リョーマくんはそれを自覚してて直そうとしてるのも伝わってる。
『息合わすの難しいよね』
リョーマ「まぁね」
サアァっと風が吹く。
気持ちいいな〜。
『いつもリョーマくんツンツンしてるイメージあったけど、最近よく話しかけてくれて嬉しい』
リョーマ「え、なにそれ。ツンツンしてないし」
むすぅっとするリョーマくん天使ですね、はい←
しばらくの沈黙。
次の試合まであと何分だろ。
次どこ行こうかなぁ〜。
リョーマ「ねぇ」
唐突に私のほうは見ないままリョーマくんが口を開いた。
『ん?』
リョーマ「Aは向日さんと英二先輩どっちが好きなの?」
……………?
『はい?(焦』
え、なに、どしたの急に…!
リョーマ「英二先輩は前から思ってたけど、この合宿で向日さんとも仲良くなってるよね」
『え、ま、まぁ…』
なにこれ……なんか変な汗かいてきた。
リョーマ「どっちかと付き合ってる?」
『っ!』
oh......鋭い眼差しってこういうこと言うんだな…←
まぁ、聞かれたら答えよって思ってたし…
『え、っと、一応…岳人と付き合うことになった、かな』
くそう!改めて人に言うのって恥ずかしい……!
リョーマ「へぇ…」
リョーマくんもそういうのって気になるのかな。
恋愛とか興味無さそうだけど…。
『でもどうしてリョーマくんがそんなこと、んっ?!』
?!?!?!?!
なに?!
リョーマくんの顔面が……!ひぇ((
リョーマ「ん、…俺だってAのこと好きなんだってこと、忘れないで」
『へ…』
な、なにこの展開、、、、
リョーマくんはそう言い残してテニスコートへ歩いて行った。
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enn(プロフ) - まゆさん» 終わってないですー!💦私の投稿頻度が低いので、、たくさんお待たせして申し訳ないです🙇♀️💦これからもお話を楽しんで頂けると幸いです🥰 (2023年2月5日 0時) (レス) @page47 id: 9877f72cc8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - おもしろいのに、、終わってしまったんですか? (2023年2月2日 20時) (レス) @page46 id: d99fc6d444 (このIDを非表示/違反報告)
enn(プロフ) - ゆずさん» 大変お待たせしました🙇♀️コメントありがとうございます!オチがどうなるか…!もっともっとドキドキしていただけるよう励みたいと思います💪 (2022年11月26日 22時) (レス) @page46 id: 9877f72cc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 凄い読んでてドキドキします!オチは菊丸先輩でしょうか? (2022年7月22日 0時) (レス) @page15 id: 7a487b1649 (このIDを非表示/違反報告)
enn(プロフ) - よっちゃんイカさん» わああああ!コメントありがとうございます!!嬉しい限りです、、、!そして大変お待たせしました( ; ; )暖かすぎるコメント、心から幸せです、、、! (2021年10月4日 13時) (レス) id: 9877f72cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:enn x他2人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年8月19日 16時