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母
「じゃあA、飛鷹のことよろしくね？」
『うん！任せてよお母さん』
父
「よし、お姉ちゃんと仲良くするんだぞ飛鷹」
弟
「うん！」
当時、私は中学2年生だった
あの日は、両親がずっと行きたいと言っていた箱根に、家族で行く予定だった
しかし直前で小5の弟、飛鷹が熱を出してしまい、旅行は白紙になるところだった
でも、両親にどうにか旅行に行ってほしかった私は、弟の面倒を見るから二人で旅行に行ってきてくれと両親に言った
最初は自分達だけ行くわけには、としぶっていた両親も、私の後押しで二人で旅行に行くことを決意
一泊二日の箱根旅行へ出発した
弟
「ごめんね姉ちゃん。俺のせいで旅行…」
『ううん。私はいいの。その代わりお父さん達が帰ってきたら遊園地に連れてってもらおう！』
弟
「いいね！俺1回行ってみたかったんだ遊園地」
『ふふ笑 私も楽しみ。じゃあ、今日はもう寝ようか』
弟
「うん！」
まだ見ぬ遊園地に思いをはせながら二人で眠りについた
しかし
私達家族が遊園地に行く日はこなかった
2日経っても、3日経っても両親が帰ってこない
『きっと楽しくて帰るのが惜しくなっちゃったんだよ。きっともう帰ってくるよ』
二人で不安と闘いながら来る日も来る日も両親を待ち続けた
1週間後、私達の家に来たのは待ち続けていた両親ではなく、大きな警察官が二人
「突然ごめんね雪野さん。落ち着いて聞いてほしいんだ」
「君たちのご両親が、…交通事故で亡くなられた」
そこから先のことはもうよく覚えていない
あっという間に葬儀が終わり、私達は唯一の親族である母方のおばあちゃんに引き取られた
もしあの時、私が旅行を勧めてなければ…と何度後悔に襲われたことか
それでもおばあちゃんは凄く優しくしてくれたし、弟の手前、不安な顔をするわけにはいかなかった
私がSnow Manと出会ったのもちょうどこの頃
この頃からJr.で頑張るSnow Manの皆を見ることが、私の心の支えだった
貧乏だったが、少しずつ幸せを取り戻していた矢先
大好きなおばあちゃんまでもが、病気で天国へ行ってしまった
今度こそ本当に取り残されてしまった私達は、二人だけで生きることを決意
当時高校2年だった私はお金を理由に大学にいくことを諦め、
弟には大学にいかせてやりたいと毎日何種類ものバイトをこなす毎日をスタートさせた
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まり姉(プロフ) - ページ35の1番最後の深澤が深沢になってます (2021年10月10日 19時) (
レス) @page35 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
ばにらもなか(プロフ) - 閑馨さん» はじめまして！読んでいただき、ありがとうございます！凄く嬉しいです！これからも頑張って更新していくのでよろしくお願いします(*^_^*) (2021年9月26日 6時) (レス) id: accef51fa8 (このIDを非表示/違反報告)
閑馨(プロフ) - はじめまして！楽しく拝読しています。主人公ちゃんが可愛らしくて応援したくなります☆彡これからも楽しみにしてます(´◡͐`) (2021年9月26日 4時) (レス) id: e6f055e37f (このIDを非表示/違反報告)
ばにらもなか(プロフ) - まり姉さん» そうですね！直します！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: accef51fa8 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 生放送のところで、テレビのチャンネル5チャンってなってますが地域とかによってはチャンネルが違うので、テレビを見てくれたらってした方がいいですよ (2021年8月29日 9時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばにらもなか | 作成日時：2021年8月16日 21時
