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今日は無事に定時に帰ることができ、とりあえずスーパーに寄ることにした
とりあえず、ダイキがニラを食べたいらしいため今日は和食
大根や卵、魚などを2人分買う
ダイキとジュンタは人間で言う1人分の量を半分に分ければ丁度いいという事が朝判明したためだ
ただ一人暮らし歴が長かった自分からすると、2人分ってだけで少し合計金額が上がり…
…これは益々仕事頑張らなければ
という事で無事に食材を手に入れて帰宅
「ただいまー」
玄関のドアを開け声をかけると、奥から聞こえて来たのは返事ではなく…
黄「助けてやぁぁぁ!!!!」
「ジュンタ!?」
悲鳴と助けを求める声…
私は玄関に食材の入った袋を置き、急いでリビングに向かうとそこには…
黄「お前っ…動けへんやんかぁぁぁ!!!」
赤「ひひっ…そこにキッチンペーパーがあったのが悪いねん!」
「…いや何してんのよ」
キッチンペーパーで体をぐるぐるに巻かれたジュンタ
それを見てキャッキャと笑うダイキ
そして…
「このリモコン何よ!?」
赤「リモコンって無くしやすいやろ?これなら無くさなくてええやん!」
テープでテーブルに固定されたリモコン
「…ジュンタ、見といてって言いましたよね?」
黄「流石に今の俺見たら分かるやろ」
ぐるぐる巻きジュンタがこっちにトコトコと走ってくる
「…それ、されてからリモコンも?」
黄「せやで」
「…よし、ダイキ」
赤「なにー?」
「ニラ買って来てあげたけど今日は晩飯抜きでいいね?」
赤「嫌やぁぁぁぁぁ!!!!!!」
この後、私がジュンタを解放
ダイキにご飯抜きは流石に可哀想かと思い、ニラ抜きの晩ご飯をあげました
…これから毎日大変な事になりそうだわ
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作者名:火華 | 作成日時:2024年1月6日 16時