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黄「とりあえずもう今日は寝とき」
そう天使のジュンタに言われ、眠りについた
それから約6時間後
お腹の上で何かが跳ねている様な重みで目が覚めた
赤「あひゃひゃっ!楽しすぎやろこれ!」
原因、悪魔
例の悪魔が確かに、眠っていた私のお腹の上を飛び跳ねていた
赤「ああ、起きたん?遅すぎるやろ!」
「…そういう貴方は何時に……」
赤「えぇ?4時半」
「いや何でそんな早く…」
赤「俺ニコニコ天使ちゃんやから早く起きれるんよ!」
いやどゆこと
しかも貴方悪魔だし
「あれ、ジュンタは?」
赤「リビングでテレビ見とるで?」
「ああ、そちらも随分と早起きで」
赤「へへ、俺が叩き起こしたんやで!」
…拝啓ジュンタ様、お疲れ様です
アラームが鳴る前ではあるが、ダイキに起こされ目が覚めて、私はとりあえずリビングに向かった
まあ、ドア1枚挟んだ先にあるだけだが
ドアを開けると、そこには
黄「はぁ…今の政治はどうなっとんねん…
…あぁ、おはよ。朝からブッサイクやな」
一言余計だが、堅苦しいニュース番組を見ながら政治についてブツブツと独り言を言う、例の叩き起こされた被害者のジュンタがソファに座っていた
「ダイキに叩き起こされたんだって?」
黄「プラス、寝てる最中にいじられてほぼ寝てへんのと同じやわ」
「御愁傷様」
眠そうにしてるジュンタと、開けっぱなしのドアから見える、ベッドの上で飛び跳ね続けるダイキを見ながらとりあえずご飯の準備をしようと思った
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作者名:火華 | 作成日時:2024年1月6日 16時