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記憶を頼りにたどり着いたのは、あの2人と出会ったアンティークショップ

相変わらずかのように、暗い夜道にポツンと1店舗だけが光輝いている



青「ここは…」

「…2人と出会ったお店なの」

青「2人…と…」



私は店の扉に手をかけ開ける

すると、中には初めて入った時に見たあの人がいた



『お久しぶりですね』

「お久しぶりです。すみません、急なのですが…」



全てを言い切る前に、店主は



『…あぁ、腕が取れそうやな…任せといてください』

「あっ…お願いしますっ…」

『すぐに終わるとは思うんで、そこに腰かけといてください』

「はいっ…」



全てを察したかのように話が進み、私は店主に2人を渡した

私は言われた通り、近くにあった椅子に座った

藤井君はというと、店内を見回していた

無事に直りますように、いや”治りますように”…そう願い続けた



青「…先輩、大丈夫ですよ

人形なら…いや、2人なら元気に戻ってきますよ」

「そうだよねっ…大丈夫だよね…」



藤井君に支えられつつ、2人が戻ってくるのを待っていると、店の奥から店主がやって来た



『はい、もうこれで大丈夫やで』



そう言い、2人をテーブルの上に乗せると



黄「おっ…しっかり腕ついとる…!」

赤「流石よこちょやなっ!!」

『まあな、お前らを作った主やしな』

「よ…よこちょ…?」

赤「あれ、知らんかったん?名前?」

『言うてへんかったしな

僕はこの店の店主の横山って言うんです、よろしゅうお願いします』

赤「ひひっ…よこちょもジュンタと同じタラコやなぁ〜」

『な、何言うとんねんっ…!』

「ふふっ…もうダイキ失礼でしょ?」



なんて、店主もとい横山さんともお話を楽しくしていた

…が



黄「なぁ、藤井のこと忘れてへんか?」



ジュンタの一声で、一気に現実に戻り、よくよく考えたら…

藤井君の前で…ダイキとジュンタが喋ってたら…



「…やっばっ……」



だいぶ、やばいやつ?

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設定タグ:WEST. , 重岡大毅 , 中間淳太   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:火華 | 作成日時:2024年1月6日 16時

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