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赤「作戦はこうや…」
ダイキから作戦を教わり…
「…お願い、藤井君…
やってもらっても…いい、かな…?」
青「…分かりました。先輩の事を助けられるのであれば、手伝わせてください」
朝、休憩室に藤井君を呼び出し、事情と例の作戦を伝えると快く引き受けてくれた
本当に…藤井君には感謝しかない…
今度ちょっとお高めのお店奢ってあげよ…
ということで始まったダイキ考案の大作戦
内容はというと………
お昼12時
周りの女性社員達が藤井君の周りに集まっていく
『藤井君!これからランチどうかな…?』
『いいお店見つけたの!お金は勿論先輩に任せなさい!』
『いや私と!』
『違っ…私とっ…!』
私の隣で藤井君の取り合いが発生
ただ、そんな藤井君は…
青「ありがとうございます。ただ、もう予定は立てているので」
そう言うと、藤井君は私の方を見つめ
青「先輩、ランチの準備、出来ましたか?」
「うん、大丈夫だよ」
青「ほな行きますか」
私にそっと微笑むと、女性社員達は間に道を作るかのように狭い通路の両端に広がった
ちょっと上気分になった私
まあ…女性社員達からの目線はもの凄く痛いが…
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作者名:火華 | 作成日時:2024年1月6日 16時