18 Birthday 【黄】 (ページ9)

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放課後、私の後ろには見事にツインタワーさん

正門に向かうと、目の前には見慣れた車と中間の姿

『お帰りなさいませお嬢様』

「ん、ただいま」

『そして後ろには…ご無沙汰しています、藤井様、小瀧様』

桃「その様呼び辞めてやぁ…」

『昔から変わらないではありませんか』

桃「確かにそうやったけど…」

青「お久しぶりです……な、中間さん」

『藤井様も大人になられたんですね。私のことをずっと淳太と呼んでいたのに』

青「いや…な？久々に会うたから淳太って呼ぶのもな…って思って」

「いいんじゃない？あの頃通りで。中間もいいでしょ？」

『ええ、何も問題ありませんが』

青「ん、そう言うてくれるなら」

『そしてお嬢様、なぜお二人がついてきているのかについて、車内にてお話の方を…」

「あ、うん、2人とも乗って？」

私たちは車に乗り込み、西園寺家へと車が発進した

「あ…それでね…？」

私は今日のお昼の出来事を軽くだが説明した

「…っていうわけで」

『なるほど、そうでしたか』

桃「あのローストビーフ、ほんまに美味かったで！？」

『お褒めの言葉ありがとうございます。シェフほどではありませんが、多少の知識等はございますので』

青「太った桐山のご飯も何年も食べてへんな」

『太っていません、ぽっちゃりです。本人曰くですが。今度ぜひ食べにいらしてください』

桃「流石西園寺家、ツッコミが全く同じや」笑