18 Birthday 【黄】 (ページ45)

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なんとか、ママのことを抑えてもらっている間に部屋へたどり着いた

扉を神山が開けると、ベッドには何一つ動いてない中間の姿が見えた

私はすぐに駆け寄り、頬に手を当てた

彼の体は冷たく、色白い

その姿はまさしく死人そのもの

「私のために…死んだとか…

愛してくれてるなら…もっと側にいてよ…」

気づけば、中間の頬に私の涙が何滴か落ちた

早く生き返らせないと…

ただ私もまだこの体の全てを知ったわけじゃない

生き返らせる方法はわかっても、そのやり方なんて私にはわからない

目的しか考えずにここまで来てしまった

「っ…起きてよ…」

声をかけても起きるわけもない

…そんな時だった

橙「はぁっ…はっ…もう奥様のことっ…止められへんっ…！」

緑「うわっ…照史っ…！？」

橙「奥様にやられる前に…瞬間移動してもうたっ…

お嬢様っ…きっとこの言葉を言えばっ…きっとっ…！」

「言葉…？なに…それは…」

橙「っ…夜の輝きにっ…」

母「それ以上は言わせないから」

「…ママ」

このまま…助けられずに終わるの…？

私の中から消えるの…？

夜の輝きに…その後…その後は…

父「っ…祝福…をっ…」

「パパっ…」

母「貴方まで邪魔してくるなんて思ってもなかった

まあいいわ、先にAを処理しないと」

嫌だ…そんなのっ…！！！

「お願い…中間っ…夜の輝きに…祝福を…！！！！」