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私は思った
桐山が吸血鬼になれたのは、ママが彼を吸血鬼にしたから
つまり私は中間のことを吸血鬼にすればまた生き返り側にいられる
ただ心のどこかでそんなことをしていいのかなんて思ってしまった
そんな簡単に吸血鬼にしてしまっていいのか…
緑「お嬢様、全部声に出てますよ」
「えっ…ごめん…」
緑「俺、これからも2人が側にいる姿を見たいんです…
確かに死んだと思っていたのに目が覚めると生き返ってて…
それに加えて急に自分が人間ではなくなってたなんて思ったら誰でも驚きます…
いや、驚きどころじゃないかもしれません…
けど…きっと淳太なら全てを受け入れてくれるはずです」
「ありがと…神山…」
緑「絶対に…奥様にこの関係を消させるわけにはいきません
あんな…娘のことを何も考えないあんな奴なんかに…！！」
「ふふ…ママのこと…」
緑「…あっ…申し訳ありませんっ…」
「…私も思ってる。人間を餌だとか何考えてるんだか…
私は必ず中間を助ける…
ちょっとわがまますぎるけど、絶対にこのまま離れ離れにはさせない…」
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作者名：火華 | 作成日時：2023年10月14日 0時
