18 Birthday 【黄】 (ページ42)

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緑「お嬢様っ…」

声のした方へ顔を向けると、そこには色白いお嬢様の姿があった

母「ああ、A。ちょうどあなたの事を話ししてたの」

「ねえ…死んだって…中間が死んだって…どういうこと…？

私のベッドで寝てるだけなんでしょ…？

疲れて死んだように眠ってるってよく表すけどそういうことなんでしょ…？」

母「A。貴方に全てを教えてあげるわ」

緑「あかんです奥様っ…急にお嬢様に話したらっ…」

母「もう我慢できない。神山、黙ってちょうだい」

奥様のその一言で俺の体は一気に固まり、声も発せなくなってた

橙「モンチっ…！！俺がっ…俺がどうにかっ…」

母「桐山、貴方まで邪魔するの？それに私がかけたんだから貴方なんかが解けるはずないでしょ？まだまだ新米なのだし」

橙「っ…それはっ…」

母「ただ単にこの家に料理人が欲しくて探してたらちょうど死んだ貴方がいたから、この私が！！！わざわざ生き返らせてあげたの！！！感謝の一言ぐらい言いなさいよ！！」

橙「っ…あんなに…優しく助けてくれたのに…

俺はただのご飯係っていうことか…」

母「そうよ？分かってくれたならいいわ」

あかん…このままのテンションなんかでお嬢様に全てを話してもうたら…

母「さて、A。ぜーんぶ教えてあげる」

「やめて…ママっ…パパ止めてよっ…」

父「…すまない、私には止められない…」