18 Birthday 【黄】 (ページ26)

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【Junta.N side〜】

俺は家のチャイムが聞こえ、藤井様と小瀧様、そしてお二人の執事を今回のパーティー会場へと案内した

少し待っていると、会場のメインとなる大扉が開かれた

桃「うわ…Aめっちゃ綺麗やん！！！」

薄い黄色のドレスに、ふわふわと巻かれた髪

俺の目の前には、立派な18歳のお嬢様がおる…

「ふふ…どうかな」

青「流石やな、Aらしいわ」

桃「このドレスもうちのなんやからな！？ほんま似合ってるわぁ…！」

赤「A様ってなんでも似合うなぁ！！！」

主人2人と執事1人が楽しんでいる中、俺のそばに濵ちゃんが来た

紫「A様、かわええな」

『おん、小さかった頃がほんまに懐かしいわ。立派になったな…』

紫「…淳太」

『なに…？』

紫「ちょっと俺、いい予感なのか悪い予感なのかよおわからんけど…なんか後で起こりそうな気するんよ」

『…おん』

紫「…ええか、A様の側には淳太が必要や。離れたりするんやないで？」

『分かっとるって』

紫「そうか、ならええわ」

いつもの笑顔を見せる濵ちゃん

…ほぼ見抜かれてた気しかせんかった

「この髪、神山がやってくれたの！」

桃「…かみ…神山だけに髪か！」

青「望、なんかしょうもないわ」

緑「ええですって、今日は張り切りましたから」

橙「ほらほら、今日はお嬢様の誕生日なんやから！冷めないうちにご飯を！」

「あーー！桐山ぁぁ！」

橙「ちょっ…急に抱きつかんでくださいよ！」笑

赤「なら俺もぉぉ！！！」

橙「シゲぇぇぇっ！」笑

…お嬢様の幸せそうな顔が見れて

ほんまに俺は、幸せ者です