森のドラゴンは愛を求め【黄】 (ページ38)

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ANOTHER STORY ページ38

紅一点のお話となります

貴方様と黄色様は付き合っています
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in 楽屋

【you side〜】

「…ふぅ、読み終わった」

ソファでとある本を読み終わると、隣には淳太くんが座ってきた

黄「ん、また読んでたんか？」

「ふふ…うんっ、この話好きだから

しかも、この話に出てくる女の子とドラゴンの名前、私達と同じだし！」

黄「ほんま凄いよな、出てくる全員の名前が俺らと同じって

しかも…Aと俺、最終的には結婚しとるし」

「私たちもそうなればいいなぁ…」

赤「…でも俺ほぼほぼ敵役やん」

紫「俺なんてほぼ出てへん」

しょんぼりするシゲと濵ちゃん

「ちょっと名前が同じだからって感情移入し過ぎないでよ！」

桃「俺はAとほぼ一緒におれて幸せやけどなぁ！」

黄「ちょっ、Aに抱きつくなや！？」

橙「なら俺は淳太くんに！！」

黄「照史っ！？」

「もう皆んなったら……あれ、流星は…」

緑「ここやで」

神ちゃんの指さすところには、私がソファに座ってたせいか、椅子を並べてその上で寝ている流星の姿が

青「Zzz……」

緑「ほぼほぼ話の狼と変わらんな」

「ほんまやね…」

なんて、いつも通りの楽屋を過ごしていると

『WEST.さん、お願いします！』

スタッフさんに呼び出され、私達は収録へ向かう

…と、最後に楽屋を出ようとした時

黄「…愛しとるで」

「ふふ…私も」

私たちも、この話みたいに結婚出来ればな…なんて思った

ちょっとした日の事でした

緑「……あれ、流星は」

青「……あれ、おらん」