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【Daiki side〜】
アキトからドラゴン討伐の話が来た
赤「……ハマちゃんおるか？」
俺がそう声をかけると、王室内に小さな竜巻が起こり
渦が弱まると中から1人の男が現れた
紫「お呼びでしょうか」
赤「ハマちゃん、とうとうこの日が来たわ」
紫色のローブを羽織った男
ハマちゃん、それは俺の執事であり、この国一番の魔法使い
紫「国王様、ほんまに良かったのでしょうか」
赤「なに言うとんねん…俺は…この日をどんだけ楽しみにしとったか知っとるか…？」
紫「…それは………」
赤「あの頃からずっと願ってたこの願いが…やっと…やっと叶うんや…！！」
紫「…私は何があっても知りませんからね」
赤「ひひっ…俺の苦しみなんて知らず自由に生きてきた…その罰がとうとう下されるんや…！！！」
あかんっ…笑いが止まらへんっ…
はぁっ…息足りひんっ…
けどっ…笑いがっ…！！
俺は勢いのまま窓の外を見た
外にはこれからドラゴンの討伐に向かうであろうアキトの姿があった
赤「はぁっ…しっかりと…ドラゴンの討伐を頼んだで…？アキト…」
国民達に怪我なんてさせたくないからなぁ
危険で…醜く…忌まわしいドラゴンは…
早よ討伐せんとなぁ…
赤「俺からの最後の罰のプレゼントやで…
たっ…ぷり味わいな…
ジュンタ…」
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作者名：火華 | 作成日時：2023年12月2日 2時
