学校 ページ18
手首は縄で縛られ
両腕を完全に掴まれ何一つ動かず
「はっ…はぁっ…げほっ…」
橙「あぁあぁ…ほんま体弱すぎやろ…」
黄「おかげで遊びがいがないわ」
あぁ、なんなんだろ…
光のない目でこっちを見て笑ってくる7人
私って…なんなんだろ…
………
…………
……………
………………
?「………なぁ…なぁ!!!起きてや!!」
「ん…んん…のぞ…む……」
桃「やっと起きたわぁ…ずっとうなされとったんやで?」
夢…今のは全部…夢だったのか…
…でも…あんな夢見たら…
っ…私は…
桃「…AはAやで。それに、俺達全員の大切な家族や」
「望…?」
望はそっと私の体を抱きしめてくれた
桃「夢見てたんやな…怖かったやろ…」
「…皆んなに…いじめられる…夢を見た…」
桃「ただの夢やで。大丈夫、俺らは全員裏切ったらせえへん」
「ほんと…だよね…?」
桃「ほんまやって。ほら、皆んな待っとるで?」
「…うんっ」
私は望の手を握り、ゆっくりと1階へ降りた
黄「おはよA」
橙「大丈夫か?珍しく起きてこおへんかったから」
2人を見た瞬間、見てた夢が頭の中で全て再生されていく
次第に体から力が抜けていって…
桃「A、俺が全部話しておくからゆっくりしとき」
「ごめん…望…」
桃「流星さ、Aの側におってくれへん?」
青「おん、わかったわ」
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作者名:火華 | 作成日時:2023年11月6日 23時