はちにんかぞく (ページ17)

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学校ページ17

※ｲｼﾞﾒ表現がございますので、ご注意下さい

背中をドンと急に押されてしまい、私は教室内で倒れた

「ね…ねえ、皆んな…何してるの…？」

赤「何って…遊びに決まっとるやろ？」

そう言い、私の顎をそっと手に取る

大毅も…いつもの大毅じゃない…

他の皆んなまで…

赤「怯えた顔したってお前は所詮おもちゃなんやから何も出来ひんで。淳太」

黄「はいよ」

そう言うと、淳太は私の腕を後ろに回し、手首をロープで縛った

「痛っ…」

黄「ああ、赤くなってもうてる。まあ別にええやろ」

きっとここに連れてきた時、崇裕の掴む力が強すぎたせいで赤くなってしまったのだろう

それにしても…何を…するつもりなの…？

……………

今、私はこの後の未来を見た

…見なければ…よかった…のに…

青「その顔…見てもうたんやな。この後のことを」

桃「別にええやろ？っていうか相変わらず気持ち悪いなぁ」

橙「ほんまやで…人間ちゃうやん」

紫「せやから俺たちの遊び道具なんやろ？」

赤「そうや。俺たちの…遊び道具なんやからっ…！！！」

そう言い、大毅の拳は私のお腹へと直撃する

「っぁ……！！」

黄「ほら逃げへん逃げへん」

赤「あー、淳太と照史、こいつ抑えといて」

橙「俺も！？やりたいのに…」

赤「後でやらせたるから」

橙「ほんま？ならええわ」

右腕と左腕を2人に掴まれ

もう身動きなど出来ない状態に

ああ、もう…これは…

緑「ぼーっとすんなや…俺らのことに集中したらどうやっ…！！」

「あがっ…っ…ぁ…」

なん…で…

こんなことに……なるの…