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リ「警察行くん、昨日で最後やった。
一応、終わったから」
「……ありがと」
リ「、うん」
「単独お疲れ様。立ち会いできんくてごめんね」
リ「……。」
やっとちゃんと目が合った
と思えば鞄をその場におろして
リ「、怖かったら突き飛ばして」
ぎゅっ
「っ＿＿ちょ、……リリー、！？」
真正面から抱きしめられた
突然すぎて吃ってしまいながらも肩を叩くけど
全然反応が無い
どうしていいか分からない気持ちがほとんどやけど
包まれてる体温がリリーとは言え妙に心地良くて
そのまま身体を預けてしばらく呼吸する
「………落ち着く」
リ「、良かった」
ぼそっと、彼が呟いた
リ「俺さ、てか俺以外もみんなやろけど」
「……うん？」
ただでさえ、声を張らない彼の声は
ちゃんと聞こうとしないと消えそうで
でも腕の力はとても強くて
リ「やっぱAおらんと駄目なんよ、俺。
＿＿ っ早よ戻ってきて、……」
「ん、……あんな？」
リ「、ん？」
"ごめんなさい"
あの時からずっと言えんかった言葉があっさり出る
素直にそう思ったから。
ホンマに、リリーが心配してくれてたって
分かったから
リ「最近よう泣くな、」
「……今は、泣いてへん、っ」
リ「分かった分かった。また熱上がるって」
小さい子をあやすように背中を撫でられる
誤魔化しても無駄なくらい、
彼のTシャツを湿らせてる気がするし
鼻声やろうから無駄な抵抗は止めた
なんでこんなに温かくて落ち着くんやろ
リリーの声も、体温も
リ「……俺もごめん、急に怒鳴って。
何で頼ってくれんのやろってそればっかで
余裕無かった……マジで」
「……、」
リ「ちょっと考えたらわかるのにな。
A、不器用やもん。……頑固やし」
「………。」
リ「なに、納得いかん？」
背中の手が止まった。
顔も見てへんのに私の思ってることなんて
彼にはお見通しで
やっぱり、敵わない
「あって……ます」
リ「ちゃんと帰ってきてな。
みんなも＿＿ 俺も待っとるから」
やっぱり、リリーはすごい
私のこと、全部わかってるんだ
返事の代わりにぎゅっと、腕の力を強めた
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もなか(プロフ) - Shellyさん» お忙しい中いつもありがとうございます。チーフの普段と違うギャップと、やはりお相手に転がされたいという作者の趣味がありまして…笑 4でも引き続き、よろしくお願いします！ (2021年9月13日 0時) (
レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - Shadyさん» お待たせいたしました……！本当にやっとですね。続編の方でも新しい展開は模索中ですが、引き続き2人を見守って頂けますと幸いです。 (2021年9月13日 0時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
Shelly - 最近バタバタしててようやく最新話読めました…！もうキュンキュンが止まらなかったです！！！肝心なところで喋りが下手になるチーフ！！可愛いです……新シリーズ楽しみにしてます！！ (2021年9月11日 5時) (レス) id: cabdf66ae6 (このIDを非表示/違反報告)
Shady - 早速最新話読まさせて頂きました！主人公とリリーさんがやっとくっついて良かったです！新しいシリーズの展開も引き続き楽しみにしています！ (2021年9月5日 10時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - きゃばりあさん» 暗めの話がやっと明けまして、きゅーんっとなって頂けていたら嬉しいです(笑)小説に関してはド・初心者も初心者なので、これからも多々予定外なことがあると思いますが…完走目指します！いつもいつも嬉しいコメントをありがとうございます。 (2021年8月29日 23時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2021年6月14日 0時
