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リ「痒いか…1回冷やす？」
「大丈、あっ…ごめん」
リ「謝らんでいいんやけど。じゃあ巻くで」
そう言って触れられる手は
壊れ物を扱うみたいに優しくて
無言の時間は少しこそばゆいけど
自分で巻くより綺麗な仕上りになる
「、ありがと」
リ「打ち上げ向かうやろ？外で待っとく」
.
鬼「おい、見取り図」
リ「あ…お疲れ様です」
Aを楽屋外で待っていると鬼山さんがやってきた
baseの合間に様子を見に来てくれていたらしい
鬼「まあ良かったんちゃう。ようさん入ってたし」
リ「ありがとうございます」
鬼「最近アイツの図面がマシになった思ってたら
自分のお陰やったんやな。今日ので気付いたわ」
リ「、まあ」
2人で喋ることなんかほぼ無いから少し緊張する
そこから感想を少し言ってくれた後、
鬼山さんは俺の目をじっと見て
鬼「ほんで、Aの火傷って」
と切り出した
リ「ほとんど綺麗になってました。痛みも無いって」
そう伝えると本当にホッとしたような顔をしていて
あ…この人、
あの日からずっと心配してはったんや
鬼「俺が聞いてもアイツ絶対正直に言わんから…
そうか。ありがとな」
リ「中にいますよ。着替えてるかもしれないすけど」
鬼「いや…今日くらい達成感を味わせといたろ」
そう笑って劇場へ戻って行った
なあA、
Aも分かっとるんやろけど
いや、もしかしたらそれ以上に
鬼山さんはお前の事気にしてくれとったみたいやで
.
ーーーーー
盛:袖でAが泣いてんの見た時
みんなびっくりしたよな
リ:うん。嬉しかったんやと思うけどな
盛:別に仕掛けた訳やなかったから
俺ら何も予想してなくて…
結果俺、舞台上で爆笑しながらいじるっていう
リ:(笑)最低や、小学生みたいな
盛:当時はその空気をまわす力量も無くて。
でも楽しかったよな
リ:うん。内容ほとんど思い出せんけど
めっちゃ楽しかったんは覚えとる
盛:そうや。それで皆さん、告知なんですけど＿
ーーーーー
やっと終わったで
昔話をまあベラベラと…
チラ見しながらも作業はほぼ片付いて
そろそろ向かいますか、
ピロン♪
盛山見取り図、これより向かいます
ちょうど通知が来た同期LINEに自分も送り
[29期生再び集合！帰ってきた同期ライブ(仮)]
と書いたファイルを抱えて
私は雄平のおさえてくれた店に向かった
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もなか(プロフ) - きゃばりあさん» とっても嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも相変わらずのんびりした関係性の2人かもしれませんが…引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。 (2021年4月6日 1時) (
レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
きゃばりあ - 初めまして！50話更新おめでとうございます！もなかさんの作品が更新されると、楽しみでわくわくしながら拝読しております。ひとつに絞れないくらいどのお話も好きで、今後の展開も気になります^_^また第2弾も楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月3日 0時) (レス) id: 44c92ed02e (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - めるたむさん» 小ネタへの嬉しいご意見、ありがとうございます！とりあえず今、続編にて再掲載を決めました(笑)これからもたまにUP出来ればと思うので本編共々、よろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 湯豆腐さん» 勿体なさすぎるお言葉をありがとうございます。まだまだ知識不足ですが、なるべく皆さんのイメージを壊さないように作っていこうと思うので…相変わらず亀更新なこの小説を、これからもよろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
めるたむ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！小ネタの内容もとても好きだったので落ち着いたら再び掲載してくださると泣いて喜びます！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月29日 20時) (レス) id: 41803ac6ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2021年2月1日 0時
