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山「最高でした！」
山元くんまで順番が回ったところで
音照さんへ呼びかける
「まもなく終演です。スタンバイお願いします」
もりしのありがとうございましたキッカケで
BGが入り緞帳が閉まる ー
はずだった
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盛「はい。あと最後に…この29期初ライブには
もう一人、縁の下の力持ちがいまして」
ゆ「同期の女の子なんですけど、
舞台美術とか進行を1人でしてくれてるんですよ」
石「すごい力持ちで何やったら僕らより体力あって」
こ「この辺のパネルとか一人で運ぶしな」
中「どこにあんな力あるんやろ」
リ「会議でも僕ら好き勝手に案だけ出して
他しょーもないノリとか言い合いしとるのに
忙しい中全部付き合ってくれて」
盛「やから、今日僕らがこんなに楽しく
やりたい放題なライブが出来ているのは
彼女のおかげなんです。
この場をお借りしてお礼を言いたいです」
…………何なん
こんなん聞いてへん、
もう予定時間過ぎてるねんって
気が付けば涙が勝手に出てきて
止まらない
まさかこんなタイミングで
みんなから聞かされると思ってへんかったから
盛「…、へぇっ！？泣いてるやん！」
舞台上のもりしと目が合って
慌てて隠した時には遅かった
他の演者も囃し立てる
「っ、…来んでええ！ええって！」
盛「舞台上がったらええやん。ご挨拶や」
「いらんいらん！早よ戻れ豚っ！」
掴まれた腕を振り切って
背中を思いっきり引っ叩いてやった
私、めっちゃ幸せ者やな。
このライブに関われて
29期みんなと同期でホンマに良かった
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リ「はい、手出して」
恒例になった包帯を変えてもらう時間
パーカーで隠れているから
周りはすっかり忘れてると思うけど
リリーは会う度に聞いてきて
手伝ってもらうようになった
リ「お、良かった…大分治っとるな」
安心したように笑って、
いつものように軟膏を塗られる
リ「まだ痛い？」
「んーん、大丈夫」
リ「ホンマ？」
「痛、くはない…、ちょっと痒いけど」
と言うとリリーは少し驚いた顔をして
「、なんで？」
リ「A、今まで何聞いても
大丈夫しか言ってくれんかったから」
そう言われると…確かに
口癖みたいなもんやから
別に信頼してへんとかやないねんけど
こうやって素直に言うことも必要なんかな。
現にリリーは真剣に考えてくれてて
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もなか(プロフ) - きゃばりあさん» とっても嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも相変わらずのんびりした関係性の2人かもしれませんが…引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。 (2021年4月6日 1時) (
レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
きゃばりあ - 初めまして！50話更新おめでとうございます！もなかさんの作品が更新されると、楽しみでわくわくしながら拝読しております。ひとつに絞れないくらいどのお話も好きで、今後の展開も気になります^_^また第2弾も楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月3日 0時) (レス) id: 44c92ed02e (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - めるたむさん» 小ネタへの嬉しいご意見、ありがとうございます！とりあえず今、続編にて再掲載を決めました(笑)これからもたまにUP出来ればと思うので本編共々、よろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 湯豆腐さん» 勿体なさすぎるお言葉をありがとうございます。まだまだ知識不足ですが、なるべく皆さんのイメージを壊さないように作っていこうと思うので…相変わらず亀更新なこの小説を、これからもよろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
めるたむ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！小ネタの内容もとても好きだったので落ち着いたら再び掲載してくださると泣いて喜びます！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月29日 20時) (レス) id: 41803ac6ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2021年2月1日 0時
