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濱「ごめんな。俺らのせいか」
「、…女やから」
濱「え？」
「また、言われちゃいましたっ…」
苦しそうに笑うのを見て何も言えなかった。
目の前のAが凄く小さく見える
いつも気を張ってるとこしか見てへんかったけど
ホンマは、こんな幼い顔してたんや
濱「……言わせとけあんなん。
みんな、お前を信頼して頼んでんねん
女やからとか舐めてるとかやなくて
俺らを理解してくれるから相談出来るし」
「……、」
濱「今日ネタ変えさせてくれたんも
キングオブコント、覚えてくれてたんやろ？」
やっと目があったと思えばまた泣きじゃくる
ポタポタと涙が落ちてくページには
劇場メンバーの予選日が
びっしりと書き込まれていて
「……っ、私の力不足で
皆さんのやりたい事が、っ出来ひんのは嫌やから」
濱「おん」
「ぐすっ、鬼山さんの代わりにならなあかんから」
濱「おん」
「あのスタッフさんらにも認められたい…っから」
濱「出来てるよ。A頑張ってんねんから
これからもっと出来るよ」
.
濱「何でそんなんなるまで我慢するかなあ」
自販機で買った水を
少しだけ落ち着いたAに渡す
「……すみません」
濱「でも、誰に言うたらええかわからんわな」
今まで弱音って聞いたこと無かったし
どのくらい悩んでるかとか困ってるかとか
全然把握できてなかった
濱「これから俺に言うて」
「、迷惑かけるし」
濱「ええよ。俺、Aの先輩やもん
池ちゃんやリリーや雄平と同じくらい
お前も大事な後輩やねん」
「……、」
濱「約束な」
その日はAを家まで送って
少し余裕が出来たらしいタイミングで
サシで飲んでから…
気付けばよく飲む後輩の一人になってんな
あの日が無かったら
ここまでの仲にはなってなかったかもしれん
.
濱「あと転換の指示もかっこええな」
「もういいですて」
濱「褒めてんねんで？
久々に頑張りを間近で見れて感動してんねん」
「参観日か」
あかん、そろそろ止めな嫌われるわ。
ホンマに父と思春期の娘みたいになってきた
コイツずっと携帯から目離さんし
「ほんで今日泊まりですよね？」
濱「え？、おん」
「ご馳走様です」
携帯には俺がインスタにあげた店の写真
ええで、久々にサシで行こか。
そこに映ってる白いのとの進展も
聞かなあかんしな
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もなか(プロフ) - きゃばりあさん» とっても嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも相変わらずのんびりした関係性の2人かもしれませんが…引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。 (2021年4月6日 1時) (
レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
きゃばりあ - 初めまして！50話更新おめでとうございます！もなかさんの作品が更新されると、楽しみでわくわくしながら拝読しております。ひとつに絞れないくらいどのお話も好きで、今後の展開も気になります^_^また第2弾も楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月3日 0時) (レス) id: 44c92ed02e (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - めるたむさん» 小ネタへの嬉しいご意見、ありがとうございます！とりあえず今、続編にて再掲載を決めました(笑)これからもたまにUP出来ればと思うので本編共々、よろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 湯豆腐さん» 勿体なさすぎるお言葉をありがとうございます。まだまだ知識不足ですが、なるべく皆さんのイメージを壊さないように作っていこうと思うので…相変わらず亀更新なこの小説を、これからもよろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
めるたむ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！小ネタの内容もとても好きだったので落ち着いたら再び掲載してくださると泣いて喜びます！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月29日 20時) (レス) id: 41803ac6ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2021年2月1日 0時
