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先輩による締めの後、
出ていく人達に挨拶しながら
忘れ物確認・食器をまとめるという
THE・下っ端に徹する俺ら
リ「すんません、おしぼり貰えますか？」
宴会場へ戻る途中
トイレ付近に見覚えのある2人の姿 ＿＿
いや、3人か？
スーツのオッサンがおる
「やから迷惑なんですって！
早よご自分の席に戻ってください」
『お前が邪魔しとるんやろが！
この子も一緒に飲む言うたんや』
「んな訳ないでしょ。嫌がってるやないですか」
うわぁ。面倒なんに絡まれとるな
見るからにフラフラなオッサンから
Aさんが今井さんを庇っていて
店の人も気付いてないのか
誰も助けに行かんし…
これは俺、行った方がいいやつ？
リ「ちょ迷惑しt「ほなそういう店行けや！」っ？」
止めに入った俺の声量を優に超える
良く通った声は
真隣にいるAさんで
「ウチらも客やねん。そんな姉ちゃんに
チヤホヤされたいんならそういう店行けや！」
リ「、Aさん？」
『な、何や！ノリ悪いなあ！』
「この子に謝って。泣いてるやん！」
『チッ、もうええわしょーもないのぉ！』
「こっちの台詞や！早よそういう店行ってこい！」
リ「わかったわかった、
とりあえず" そういう店 "ってやめとこ」
おっさん止める予定が
何故かAさんを宥めることになった
.
外へ出ると今井さんをタクシーまで送ってる
後ろ姿を見付けて
リ「、Aさん！」
初めて名前を呼ぶと不思議そうに振り返る
リ「この後同期で飲むんやけど、良かったら来ん？」
なんで誘ったか、特に理由は無くて
なんとなく、
もう少し喋ってみたいと思ったから
「飲みたりひんから行きます」
ふわっと笑ってこっちに来た時
一瞬、胸が高鳴ったのが分かった
.
「あーうっすら覚えてる…かも」
リ「絶対あそこや、俺止めたんやもん。
凄いオッサンにキレとるから」
「今思い出しても腹立つわ」
リ「けど" そういう店 "はアウトやろ」
考えたらAって変わっとらんな
行動力があって仲間想いで
こっちがヒヤヒヤするくらい
たまに危なっかしくて…
この間の今井ちゃんの言葉も
そう言う意味やったんかなって
「、リリー」
リ「ん？」
「あの時誘ってくれて、ありがと」
少し照れたように笑った顔が
あの日とリンクした
.
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もなか(プロフ) - きゃばりあさん» とっても嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも相変わらずのんびりした関係性の2人かもしれませんが…引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。 (2021年4月6日 1時) (
レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
きゃばりあ - 初めまして！50話更新おめでとうございます！もなかさんの作品が更新されると、楽しみでわくわくしながら拝読しております。ひとつに絞れないくらいどのお話も好きで、今後の展開も気になります^_^また第2弾も楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月3日 0時) (レス) id: 44c92ed02e (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - めるたむさん» 小ネタへの嬉しいご意見、ありがとうございます！とりあえず今、続編にて再掲載を決めました(笑)これからもたまにUP出来ればと思うので本編共々、よろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 湯豆腐さん» 勿体なさすぎるお言葉をありがとうございます。まだまだ知識不足ですが、なるべく皆さんのイメージを壊さないように作っていこうと思うので…相変わらず亀更新なこの小説を、これからもよろしくお願いします！ (2021年3月31日 2時) (レス) id: 3a12feba59 (このIDを非表示/違反報告)
めるたむ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！小ネタの内容もとても好きだったので落ち着いたら再び掲載してくださると泣いて喜びます！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月29日 20時) (レス) id: 41803ac6ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2021年2月1日 0時
